よく夜のニューヨークは怖いと聞くが、確かに今回紹介する映画ウォーリアーズを観てたら怖い。一斉にニューヨークのストリートギャング達が集まるシーンも怖いが、夜のニューヨークの風景が怖い。顔をペイントしながらバットを持っているグループや、もちろん拳銃を持っているグループもあり、へんてこりんな衣装をしたグループが多数。夜中にこんな奴らと運悪く出くわしたらアーメンと心の中で叫んで死を覚悟しなければならない。
それにそこら中にある壁や電車に落書きしてあるのが怖い。ニューヨークの夜にうっかり電車に乗ったらストリートギャングが乗っていたらと思うと、その後に何が起きるかを想像すると怖い。まあ、ニューヨークの治安の悪さがよくわかり、日本に居ててもなるべく夜は外出を控えようと心に決めた。
さて、ストリートギャングがニューヨークのスラム街をひたすら逃げるストーリーの紹介を。
ニューヨークのストリートギャング達が一斉にブロンクスの公園に集まる。ニューヨークのストリートギャングで最も勢いのあるリーフズの呼びかけでニューヨーク中から集まって来たのだ。ブルックリン・コニーアイランドを縄張りとするギャングであるウォーリアーズもやって来た。リーダーは黒人のクリオン(ドーシー・ライト)、その右腕であるスワン(マイケル・ベック)を含めて9人でやって来た。他のグループも9人一組でやって来たのだが、およそ100組のグループのストリートギャング達が集まったのだが、流石にメチャクチャ多いし、怖い。
リーフズのリーダーであるサイラス(ロジャー・ヒル)が高い台に上って集まった全グループに呼びかける。『停戦協定を今こそ結び、ニューヨークを我々で支配しよう!そうすればマフィアも警察も怖くない』なんて演説してたら、ズドンと一発。サイラスは撃たれて高い台から落ちてしまう。その時に外で待機していた警察も乗り込んでくるわ、ギャング同士で大騒ぎ。実は撃ったのはローグスのリーダーであるルーサー(デヴィッド・パトリック・ケリー)なのだが、ルーサーは『撃ったのはウォーリアーズだ』と叫び濡れ衣を着せる。
ウォーリアーズのリーダーであるクリオンはリーフズのメンバーたちにリンチに遭ってしまい死亡。残りのウォーリアーズのメンバーはスワンをリーダーとして、とにかくバラバラになりながらもコニーアイランドへ逃げようとするのだが、リーフズの新しきリーダーであるマサイはウォーリアーズに復讐するために全グループにウォーリアーズを全員生かして帰らせずぶっ殺せと指示をだし、ウォーリアーズをひたすら追いかける・・・
ストリートギャング達は馬鹿なのかもっと早く逃げれば良いのに、なぜか可愛い女の子が一人ついてきて足手まとい同然で一緒に逃げることになってしまったり、ちょっと休憩と女の子ばかりがいる部屋でエロいことでもしようかと考えていたら、実は女ばかりのギャング集団で危うく撃たれそうになったり、ウォーリアーズのメンバーの中に夜の公園の椅子に座っていた女性に気を取られてその女性にちょっかいをかけたら手錠をかけられてしまってパトカーが急に集まってきたりで、もっと必死で逃げないといけないのに、なぜか女性が現れるとそっちの方に気をとられてしまうのが笑わせる。しかし、メインはバイオレンス。逃げながも追いかけてくる奴は叩きのめす。アクション映画として見せ場はたくさんあり、けっこう燃える映画になっている。
それと笑わせるのが情報通の黒人女性DJの存在。『どこどこのメンバーがウォーリアーズを捕まえるのに失敗しました』なんて放送してくれるのだが、ストリートギャングの世界もネットワークが凄いな~と妙なところで感心してしまった。確かにこれだけネットワークが充実していると逃げ切るのが大変だ。
怖そうな奴らがたくさん出てくるが、残酷極まりないシーンは無いのでグロさはない。なかなかよくできたアクション映画であり、結末はちょっとさわやかに感じるぐらいだ。
ロクな人間が登場しない映画だが、夜は独りで外出しない、怖そうな人とは目を一瞬でも合わさない、可愛い女性だからと言っていつも手を出してはいけない、電車に落書きをしない、ゴミはきちんと拾いましょう・・・等、見た目とは裏腹に人生の勉強にもなるストーリーが展開される映画ウォーリアーズを今回はお勧め映画に挙げておこう
監督はアクション映画に定評のあるウォルター・ヒル。犯罪人を車に乗せて逃亡する主人公を描いたザ・ドライバー、実際の兄弟が演じている西部劇の傑作ロング・ライダーズ、白人刑事と黒人の囚人が組んで犯人捜しをする48時間、ちょっとロックなアクション映画ストリート・オブ・ファイヤーが良いです。
それにそこら中にある壁や電車に落書きしてあるのが怖い。ニューヨークの夜にうっかり電車に乗ったらストリートギャングが乗っていたらと思うと、その後に何が起きるかを想像すると怖い。まあ、ニューヨークの治安の悪さがよくわかり、日本に居ててもなるべく夜は外出を控えようと心に決めた。
さて、ストリートギャングがニューヨークのスラム街をひたすら逃げるストーリーの紹介を。
ニューヨークのストリートギャング達が一斉にブロンクスの公園に集まる。ニューヨークのストリートギャングで最も勢いのあるリーフズの呼びかけでニューヨーク中から集まって来たのだ。ブルックリン・コニーアイランドを縄張りとするギャングであるウォーリアーズもやって来た。リーダーは黒人のクリオン(ドーシー・ライト)、その右腕であるスワン(マイケル・ベック)を含めて9人でやって来た。他のグループも9人一組でやって来たのだが、およそ100組のグループのストリートギャング達が集まったのだが、流石にメチャクチャ多いし、怖い。
リーフズのリーダーであるサイラス(ロジャー・ヒル)が高い台に上って集まった全グループに呼びかける。『停戦協定を今こそ結び、ニューヨークを我々で支配しよう!そうすればマフィアも警察も怖くない』なんて演説してたら、ズドンと一発。サイラスは撃たれて高い台から落ちてしまう。その時に外で待機していた警察も乗り込んでくるわ、ギャング同士で大騒ぎ。実は撃ったのはローグスのリーダーであるルーサー(デヴィッド・パトリック・ケリー)なのだが、ルーサーは『撃ったのはウォーリアーズだ』と叫び濡れ衣を着せる。
ウォーリアーズのリーダーであるクリオンはリーフズのメンバーたちにリンチに遭ってしまい死亡。残りのウォーリアーズのメンバーはスワンをリーダーとして、とにかくバラバラになりながらもコニーアイランドへ逃げようとするのだが、リーフズの新しきリーダーであるマサイはウォーリアーズに復讐するために全グループにウォーリアーズを全員生かして帰らせずぶっ殺せと指示をだし、ウォーリアーズをひたすら追いかける・・・
ストリートギャング達は馬鹿なのかもっと早く逃げれば良いのに、なぜか可愛い女の子が一人ついてきて足手まとい同然で一緒に逃げることになってしまったり、ちょっと休憩と女の子ばかりがいる部屋でエロいことでもしようかと考えていたら、実は女ばかりのギャング集団で危うく撃たれそうになったり、ウォーリアーズのメンバーの中に夜の公園の椅子に座っていた女性に気を取られてその女性にちょっかいをかけたら手錠をかけられてしまってパトカーが急に集まってきたりで、もっと必死で逃げないといけないのに、なぜか女性が現れるとそっちの方に気をとられてしまうのが笑わせる。しかし、メインはバイオレンス。逃げながも追いかけてくる奴は叩きのめす。アクション映画として見せ場はたくさんあり、けっこう燃える映画になっている。
それと笑わせるのが情報通の黒人女性DJの存在。『どこどこのメンバーがウォーリアーズを捕まえるのに失敗しました』なんて放送してくれるのだが、ストリートギャングの世界もネットワークが凄いな~と妙なところで感心してしまった。確かにこれだけネットワークが充実していると逃げ切るのが大変だ。
怖そうな奴らがたくさん出てくるが、残酷極まりないシーンは無いのでグロさはない。なかなかよくできたアクション映画であり、結末はちょっとさわやかに感じるぐらいだ。
ロクな人間が登場しない映画だが、夜は独りで外出しない、怖そうな人とは目を一瞬でも合わさない、可愛い女性だからと言っていつも手を出してはいけない、電車に落書きをしない、ゴミはきちんと拾いましょう・・・等、見た目とは裏腹に人生の勉強にもなるストーリーが展開される映画ウォーリアーズを今回はお勧め映画に挙げておこう
ウォリアーズ [DVD] | |
マイケル・ベック,ジェームズ・レマー,トーマス・ウェイツ,ドーシー・ライト,ブライアン・タイラー | |
パラマウント |
監督はアクション映画に定評のあるウォルター・ヒル。犯罪人を車に乗せて逃亡する主人公を描いたザ・ドライバー、実際の兄弟が演じている西部劇の傑作ロング・ライダーズ、白人刑事と黒人の囚人が組んで犯人捜しをする48時間、ちょっとロックなアクション映画ストリート・オブ・ファイヤーが良いです。