花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

良い正月を贈ってください!ご先祖様!

2008-12-21 19:31:43 | Weblog
        2008年はもう10日を残すのみとなりました。

若者には大正時代の
「青白きインテリ」時代の再来です。

就職を職求めても、
会社ごと倒産してゆく世代交代の荒波です。

一生懸命勉強して、
夢多き青年時代への羽ばたきであるはずが、、、

内定取り消し、時代です。

仕事がどんどん、、、
少なくなってゆきます。

アメリカが風邪をひけば、
日本がクシャミどころではありません。

世界中がバランスを崩して、
経済が恐慌を起こし始めています。

日本は「島国です。」
水際で「経済恐慌」を防げないものなのでしょうか?

ネット時代に「鎖国は不可能です。」
でも、
「道徳」のしっかりと教え込まれた時代に生きた私たち。

国内だけの伝統工芸、
伝統芸能、伝統祭りなど

この際、

徒弟制度の時代に戻って、
時代の特殊性のため
職に就けなかったものの、
「力もやる気もある若者」を

当座、住み込みで
日本の独自の文化を学ぶチャンスを
掴んでもらうことはできないものだろうか?

食事と
6畳と
お布団とを保障できないものなのだろうか?


東京の地下鉄の階段など
疲れ果てて、、、
寝込んでいる若者もいる。

お墓参りの日ではないが、
お墓には、
菊とアイリスとカーネーションの花が献花台にあった。

「兄さん?」「それとも義姉?」

亡き父と母に

「どうか、、、私にご加護ください、、、。」

お参りに来たのは私だけではないようだ。

戦争に巻き込まれて、
家も子供3人とも戦場で亡くしたのに、

敗戦の本土に落ちる焼夷弾の中を
疎開地の山奥まで逃げて、、逃げて、、、

そこで、
再び人生をやり直した父母の強さを
私にもください。

もうくたびれました、、、。

後ろ向きの言葉は聞きたくない。

敗戦の中を、
ひたすら復興に向かって生き抜いた昭和生まれ。

働いて、がんばって育ててきた子供たち。、

子供たちは
IT革命で「機械の支配下」。

タマゴッチを育てながら、
携帯電話と、ギガビート音楽と、ファッションと、PCの虜。

虚数の世界を飛べる子供たちは

伝統的な体温の感じる心をどこかに置き忘れて来た。

千歳空港の「花畑キャラメルの行列「を
あなた、、、知ってますよね?

不況の時代に
都会にへばりついて
ホームレスに満足するよりも、

敗戦の昭和20年を思い出すなら、都会を出よう!

もう一度、がんばって、

自然に生かされてゆくことで、
ゆっくりと、
何かを体で学びながら
チャンスを待とうよ。

今、若者を拒否しているのは
会社ではなさそうだよ、

内定を取り消しているのは

世界のバランスが「押した」第二の時代爆弾。

ピタゴラスイッチかもしれない。
時代が変わる節目なのかもしれない。

人は「数字」ばかりを大事にしすぎたかもしれない。

「1と2」しかないPCに
「就職を奪われたのかも知れない!」

「若者の内定を取り消させたPC」に
敗戦した時代なのかも知れない。

「スピードと数字」がすべての
「バンカブルのタコ」が
自分で自分の足を
食べてしまった「タコの時代」なのかもしれない。

コンピューターに従属しないで
使いこなそうではありませんか?

数字の奴隷にならないでください。

街には立派な若者が
自然と共存してきた昔の知恵の父母を排除して
自分たちで造った虚数の社会の就職浪人です。


「心の時代」をさまよっています。