花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

年をとる事の心細さ

2009-01-08 19:47:03 | Weblog
      若い時は 明日が信じられた

      明日は 明日の風が吹く!

      大好きだった
      石原裕次郎さんの
      歌の文句にも
      元気をもらった青春時代。

      私は、2月に
      都内の大学に進学決定。
      自宅から30分の学生街。
      
      アスファルトの融けだしそうな
      真夏日も
      ひたすら、
      社会に出てからの準備に明け暮れた。

      ヨットにもパーティにも縁のない
      実験ばかりの青春だったけれど、

      湘南の海には
      憧れていた。

      加山雄三さんのギターも
      軽いノリで、、、楽しかった、

      星に願いを、、、いい曲だったね!

      

      湘南海岸では
      太陽族が
      戦後の新しい若者の世界を創っていた。

      ヨットと別荘で恋を謡い
      戦後の日本から、未来へと
      飛び出して行った。

      岡本太郎氏が芸術を爆発させていた。
      マリヤカラスも素敵だった。

      慎太郎刈りで
      一世風靡した「太陽の季節」の著者の
      石原慎太郎さんが

      芥川賞をとり
      若者に強烈な夢をくれた。

      あれから40年、、、

      東京の都知事になり
      東京には
      六本木ヒルズが

      まるで、、、
      太陽の季節、、、の一行のように

      東京の空に突き出た新世紀のようです。
      衝撃の再来です。

      墓参りに行くと
      今まで、誰かが手を合わせていたのか
      黄色い菊と白い菊が、

      生き生きと美しい香りをくれた。
      、、、甥っこ夫婦でしょうか?

      おめでとう、、、良い女性に出会えたね!
      君のじいちゃんも、婆ちゃんも
      おめでとうを言っていました。

      先日他界された漫画家の近くで
      父は今も「巨人ガラン、、ガラン」の
      漫画をよんでいるでしょうか?

       帰り道、、、

      父が卒業した
     「医科大学」の見える
      御成門の歩道橋から
      携帯で写真を撮ってきました。

      みなと図書館も素敵です。   

      あれから40年、、、、

      タレントの口上に苦笑する。

      何所をどう生きてきたか???
      ふと気がつくと60歳半ば。
      
      戦後の日本を思うとき

      
      運よく、、、生きてこられたものだと、、、
      ふと、、、思う。

      これからは
      年寄りばかりの日本になる。

      若さは素晴らしい!
      しかし、、、若さは、、時には残酷!

      だから、、、

      年寄りの居場所をつくりませんか?
      頼り合える「労りの里」を、、、