毎日毎日、、、僕らは、、、鉄板の、、、
上で焼かれて、、、タイヤキ君。
携帯ラジオをポケットに
毎日、、、毎日、、、雪かきで
新聞読む元気もありません。
雪に追われて、、、屋根の上!
初めに買ったミサワホームは
昭和49年建築の建売でした。
利息は9パーセントの時代です。
本州育ちで
小学校から大学まで東京の私です。
北海道の雪が、これほどとは知りませんでした。
ミサワホームの社長さんは
大学の同窓でした。
理工学部の建築家の生徒たちが噂していました。
ミサワはパネル工法で、
工場で作ったパネルを組み立てるから
バランス感覚鋭いよな~
、、、、?
ともかく、建築業者として
北海道でなじみがある名前だった。
同窓の贔屓もあった。
建売を買った、
実は、、、このころ、
ミサワホームは、栗林ミサワと言って
北海道の札幌に進出してきて
間もない時期だったらしい。
温度差の激しく違う為
内装のタイルが、畳ぐらい
どサーと!!!、、、剥がれ落ちてきた。
本州では、タイルの裏のバッテンテープを
つけたままで、所々接着しているだけで
こんなことは起きないと
修理に来た大工さんはぼやきながら、
ピンクのタイルに変えていった、
ピンクは、冬でも暖かそうでしょう、
水色なんて、、、寒いよね!
あまり深く考えないで、ばら色にした。
その後、トイレがおかしくなった、
今度は、庭の真ん中で土管が終わっていて
ひな壇の上の土地から、下の土地に流れ込んだ。
お隣さんはカンカンに怒って
結局、お気の毒に、我が家とミサワが折半で
塀を建てて、誤った。
其の次の年、
本州育ちの私は、びっくりした!。
窓のカーテンを開けても
光が差してこない!!!!
何?、、、これ?
大雪である、
一日かかって雪を掻くことを知りました、
やっと光が入り
のほほんと、、、何日かたちました。
屋根から、
一間の丈の「ソファー椅子」大の
巨大な雪の凍結した氷の岩が落ちてきました。
其のときは
ゴムの大きな鉢植えと、
息子の使っていた
勉強の机を、
窓に並べていました。
落下した氷が
ベランダサイズより60センチぐらい幅の
広いガラスのはいっているサッシ窓を割り
内側の木製の窓の
真ん中の渡し木をへし折って、
なんと!
机を、反対側の壁まで
すっ飛ばして
雪も、氷の巨大な固まりも
部屋の中に入ってきた。
良くぞ、死ななかったものだと
振り返るとぞーとする。
犬小屋を作ってもらった
近所の大工さんに、
応急処置で、
とりあえず、内側の窓枠を
適当な木材で打ち付けてもらい、
板で雪の入るのをスットプさせて
其の夜は、外のサッシは
壊れたままで
ガラスの破片だけ、
丁寧に取り除いた。
当時のミサワホームの
外回りの親切な社員さんは
大工さんではなくて、
誠意だけが、説得力のあるという
事の重大さがピンと来ないタイプの人であった。
捻じ曲がったサッシを
コンコンと、丁寧に、根気強く
伸ばして、細工して、
まったく、普通のガラスを、
はめて修理したのでした。
あんまり器用なので、でこぼこの残る傷は
誠意に免じて、今もそのまま、
開閉が途中で出来なくなるが、
それ以上言っても、
会社までは声が届かないと思って黙認している。
当然、窓の半分は、買ったままの
おしゃれな凹凸のあるガラスです、
半分は、普通のガラスです。
もう一度入ってきては命が危ういので
バリケード作ってきました。
丈夫な1間半の長さの
分厚い板3枚を打ち付けた三角錐状の柵を
窓の前に並べていった。
次に起きたのは、
スガモレです。
建物の片側半分が一階なので、
屋根が裏口の上にある設計になっている。、
低いほうの屋根が角度が勾配があまり無くて
ほとんど平らに近い。
雪が落ちない。
しかし、
それだけでは、
こんなにスガモレはしないはず!?
外回りの社員は、
どこの家も北海道は漏れると言う。
納得が行かないので、
屋根の上の、裏口の真上の
90センチの三角錐状の
「雪止め子屋根」を取っ払って
雪を落としたいと、申し出てみた、
いいですよ!
誠意だけが説得力の係りの社員は
子屋根を取っ払った。
板金加工していないのですよ!
三角錐に組み立てた木枠にとたんを貼り
糊代のようなトタンの襟を付け、
五寸釘のねじれたような釘で、、、
なんと!そのまま打ち付けてしまい、
本体の屋根には三角家の沿って
釘穴があるのですよ!
いくつもね!
あきれてしまい絶句。
我が家で考えて、
防水シートのゴムを買ってきて
130万で
屋根をめくって、下側に入れてもらい
屋根を直したのですが、
高い方の屋根のテッペンから一枚の長い長尺トタンを
低いほうの屋根から
60センチほど高い丈で切りとってしまって
修理したのには、絶句した。!!!
スガ漏れで、釘穴だらけの屋根のトタンを
交換したので、
本来は無料で直してくれるはずであると思っていた、
どっこい!!!、、、130万円もかかたのでした。
つぎはぎだらけの屋根になり
購買当時の味のあるこげ茶の
一枚で下の屋根まで覆っていた
ミサワの独特のシンプルな美的なラインが
三枚剥ぎのぶつ切りつぎはぎ屋根となった、
こんなデザインでは、転売も、二束三文の価値しかない。
ミサワは、モンドリアンのような
シンプルな美しさが気に入って買ったはずなのに
次から次へと、、、床が抜けたり
畳がへこむので、めくってみたら
きちんと床うちが出来ていなくて
古い材木を使っていたり、、、
きりが無いので其のままにして、
ストレスが高じて体調が思わしくなくなり
考えないようにしたいと思った。
結局、4年後には、隣に
新しく借金して
雪下ろしをしなくても済むように
平らな屋根で
簡易鉄筋の、気泡コンクリートの家を
建て直しました。
近所で、もとの家を貸してほしいというので
貸しました。
そのために、屋根をもう一度直して
貸しましたが、
あれこれ、、直せと!!!
人に貸すことのわずらわしさと
隣近所と、たなこの除雪問題のトラブルが
隣に住む我が家の責任になったり、
リホームのため、収入にはならず
結局、主人の「書庫」として
物置になっています。
5年しか住まず、、、
9パーセントのローンを払いきったのは
去年の中ごろですが
庭には、途中でちょん切れた土管を
掘り返して撤去しないで
新たに土管で引きなおした下水管は
庭木の根がつまりつかえません。
家を買ったばかりに
大変な、、、除雪と、税金と抱えることも
あるのですね。
ミサワホームに話して、
きちんと住める家にしたら、
息子が帰ってくるのですが、、、
相談したら、
栗林ミサワではない、別のミサワホームから
立派な「リホームの設計図が届いた、」
1500万円のリホーム代金の見積もりが届いた。
ローンが終わったばかりで
とても、、、払える金額ではない。
リホームはあきらめた。
下水と水道が不良品であるため
住めない家ではあるが、、、
初めて買った家と言う愛着と
空き家のまま、書庫になって
昔の家の懐かしさもあり
毎年、低い方の屋根に上がって
4時間かかって、
洋館のように、スコップで四角く切った
固めの雪を
屋根からすべり落として除雪している。
33歳ごろ買った家
大学を飛び出し、民間病院に勤めてくれて、
月給は23万円でした。
支払いは毎月9万円と
23万円のボーナス払いが2回ありました。
再び大学に呼び戻されると
給料は極端に下がるので、
今しか、借りられないと思って
思い切って買った家でした。
4年弱住みました。
その後、近所の人の、新築の完成するまでの
短期的に、頼まれて貸したりしていましたが、
家を貸すという事は
リホーム二3倍の出費がかかることを
知りました。
9パーセントの利息を払いながら
ボーナス払いも年2回払いながら
貸家になっても、
水道はどこが漏れているのか不明のまま
使ってないのに13年分の基本料を一括で
水道局に請求され支払いましたが、
水道局の方が、7^8人どやどやと
調べてくれても、漏水箇所はわからないまま
元栓を締めて、
水道なしの状態が何年も続いています。
夏は、たらいとバケツで
雨水を受けて庭に水をまいていますが
天下のミサワホームも
北海道進出のころの家は
形ばかりで
雪国を知らない、温度差から
買った客は、リスクを回避するのは
難しい時代があったのですよ。
70歳を過ぎた今は
時が来るまで除雪を続け、、、
壊して、更地にして、
次の時代に渡すまで
住めない家に
固定資産税を払い続けるのは、、、
なんとなく、、、家、、、て感じがする
シンプルな、
主張の無い、、、
いい空間を、作ってるんですよね、、、
ミサワホームが、、、
ゲテゲテと、、、華美デザインだったら
買わなかっただろうから
雪かきも、屋根の雪下ろしも
しないで住むから
たっぷりとした冬の時間
詩を書いたり
絵を描いたり
買い物に行ったり
人生は変わっていたかもしれない。
除雪の無い
主婦の守りやすい家を
被災地には建ててあげてください。
現代のミサワホームは
きっと、機能も
見えないところも
主婦の動線の延長が家となって
そこに住むことで
文化を創る時間を生み出す工夫をした、
思いやりのある、
プロ根性で、
40年前の失敗を
被災地の建て直し復活に
ぜひ、役立ててください。
今のミサワが、保存されている貴社の
メンテナンスのありようを見たとき、
雪や除雪を無視した屋根のリホームの
めちゃくちゃな、総合設計の美観の無さに
もしかしたら
恥ずかしくなるかもしれませんね、
明日も、上の屋根から落ちてくる雪が
つぎはぎにリホームした下屋根の継ぎ目から
スガモリするのを防ぐため
雪下ろしする日曜日です。
これから建てる被災地の復興には
除雪と、下水と、床板と、水道と
屋根の勾配、板金、トタンの質を
しっかりとして、そろったデザインの
美的なことが値段であると思いました。
室内を走る水道管が、
目障りです。
40年前は、これがミサワの建売だったのですよね。
除雪の無い家!
考えてください!
特許取れますよ!
きっと!