去年の入学した日
嬉しそうに、、、息子夫婦が。報告に訪れてくれました、
春先は、冬との戦いがすんだばかりで、
髪も染めていない、
急いで束ねたロングの髪は
白髪交じりの、、、悲しいばあさんヘアスタイル。
合格で
ウキウキの息子家族は
「ばあやンも入って!!!と、記念写真。
、、、、、あれから一年、やっと、末の孫が中学に入るというので
息子の嫁さんが、「遅くなりました。」
アルバムにして、持ってきてくれた。
はじめは、、、忘れていたのに、、、思わず写真を見た。
親の背丈と並んだ、若い、みずみずしい高校生親子のそばで、
まるでしなびた干し柿のような
それでいて、冬を雪かきで戦った冬将軍との終戦で
緊張がほぐれた、垂れてる感じの「満面の笑顔」が、、、私!
郷ひろみの隣で踊っていた樹木希林は、郷さんを食ってしまうほどの
年取りぶりで、見事な不揃いのリンゴを、輝かせていたが、
息子家族の、新鮮な写真を、
私という、冬にくたびれた「ばあさんが」
彼らの「美しさと、
フレッシュなムードを
見苦しさで、
邪魔している写真である。
その点、現役で仕事をしている主人は、
屏風のように
背広も凛として
品よく、
孫のウキウキ若さを引き締めて
味のある画面にしている。
。。。。。。。。。。。。。(^^!
やっぱり、孫とは一緒に写っていたい、、、が。
あまりにも、不用心に、
孫の声を聴いてしまったから
今行くよ~~~!と
玄関の外に出て、
ぼさぼさ頭で、高校入学合格の
{記念写真}に、、、、入ってしまった。
私は、、、
息子たちは、同じ写真を持ってはいるが、
スマホの中なのが救われた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
自分の姿を切り取って
微塵になるまで粉にした。
素敵な息子と孫と、
まだまだみんなを引き立てている
現役医師のじいちゃんを入れて
兄弟の制服で写っている写真に再編集した。
自分では、
自分は結構捨てたものではないと自負していたが、、、
周りの若者の美しさの
邪魔になっている「おばあさん」になっていた、
やがてぼけてしまうと、
自分の「お邪魔虫」に気が付かないで
しゃしゃり出て、、、、、
樹木希林さんのような、、、芸の光るとぼけた味も出せずに
周りをこまらせるんだろうか?
不安になってきた、
ボケるのだけは、、、回避しないと、、、、。
思い起こせば、私の
大切にしていることがあります、
目標にしている
人生の老いの終着駅の過ごし方です。
(^^
死ぬ着前まで、ピアノのお弟子さんを育てていた母は
凛として、死に顔までもが、眠っているようで美しかった。
孫の一人が、走り回る孫たちに向かって
「静かにしなさい!!!」
「おばあちゃまが起きるでしょう!」
大声で、叫んでいたっけ、、、、。
思わず、大人たちは、、、、
気持ちが和んだものだった。
品が良くて、見事な老いの美しささえあった。
当時、がんセンターの職員だった弟が、
お仲間の先生方の協力に感謝しつつ
今までの、、、お弟子さんが全員来てくれていました。
母は、亡くなる日の3日前まで、
現役で社会参加」していました。
「四葉会」という、
自分の教えたピアノの弟子の音楽会を例年開催しては
母校の、国立音楽大学からも、
後輩に来ていただき
歌とピアノの、素晴らしい空間でした。
母に、僕は素晴らしい人生だったと
拍手で、送ることができます、、、、と。
挨拶していた言葉を宝として、
私も母をまねて、かくありたいと、、、願っていた。
しかし、、、不用心なこの姿に、、、
これからは「自分に関心を持たないと、、、!」
屋根に上がって、雪下ろしする前に、
鏡の前で、自分の手入れをしないと、、、
とっさの場合、、、
はた迷惑な、老いの醜さで
貴重な記念写真を、、、めちゃくちゃにしていると
気が付きました。
家族や、孫のことより、
まず自分が、優雅にならないと、
、、、、
ショックを受けた、、、嫁さんの善意で作ってくれた
入学記念写真でした。
世のおばあさん、私の同年あたりのご婦人たち、
写真を見て、、、自分が嫌になった経験はありますか?