花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

札幌の郊外の風物詩、、、雪割り

2018-03-26 00:17:35 | Weblog


久しくまぶしい太陽を見ていなかった。

朝の光がまぶしく、、、トンネルを抜けたときのように

季節が通り抜けていった。

日曜日はブランチの主人だが

9時に無理やり起こした。

庭の車庫の周りが雪山になって、、

まるで雪渓を登るときの

感触が残っているような音に惹かれて

主人に寝ぼけ眼のまま

庭を一回り歩いてもらった。

昼まで眠るつもりが、9時に起きて

ザラメの氷の音を踏みしめながら

サンサンと降り注ぐ春の日差しに

眠気も飛んで行ったらしい。

春の日差しは、まるで、、、

青春時代の若者に出会った時のように

まぶしい。

札幌郊外の、、、このあたりの家々は

路肩の雪山を崩して、道路の真ん中に散らかしてゆく。

50年近く、春になるとみられる

不思議な「風物詩」であるように思える。

道路に雪を散らばすと

早く融けて、春が早くやってくるのだろうか?

雪割をしながら、

黙々と雪を道路に投げるのである。

、、、私は、一度も雪割をしないで春を迎えた。

当たり前のように、、、

路肩の雪を道路に散らばす春の風物詩、、、

北国の、雪割の、、、春。