昔、、、中学校の対面に図書館がありました、、、と、いうよりは、
図書館という無限の泉が魅力で
区域の違う隣の区域の中学校に越境入学をした、
小学校6年の時は
学級委員をしていましたが、
クラス全体は皆、友人として、距離を置いて親しくしていました、
疎開先の熊野の山中の小学校から、
父の生まれた東京に転校してきた私は、
心は柔軟に見えていても、
道化の出来ない欠点がありました、
東京に出てきたという事は
あたらしく知るべきことが多すぎるという事でもありました、
手っ取り早く、図書館の前の中学に通えば
本を買うお金を戴いたようなものだと思いました、
中学校が終わると、本を借りて帰るという生活は
お金持ちになった気持ちがしました、
太宰文学に出逢ったとき、
クラスで、道化をして、人気をとる主人公の耳元で
一人だけ見抜いているクラスメートが
「わざわざ、、、」と、、、ささやくシーン。
中学生の私が、
どんなに、
このワンカットのような文に
影響を受けたことだろう。
なんとなく、、、嘘っぽいところの感じられる小説という世界が
嘘だから、、、面白かった、
しかし、横光利一の「蠅」という作品のように
短編の中に
世界の秘密が示唆されていて
「お前らは、、、蠅なんだぞ!」、、、しっかり真実を見ろ!、、、
そのように、視線すら合わせてくれないで
棟から胸に、衝撃波を飛ばしてくるスケールの大きな作品も思い出す、
本を好きになったという事は
友達とは、一緒に居ても「うわのそら」という事だった。
太宰治は、一般には人気が有ったが
等身大の面白さだと思ったりもしていた。
兄きである長男が実家のあと取り息子で
めい家の生まれという、実際は具体的なものは
絵にかいたもちのような、、、
旗本の次男なら、
養子に行くことも出来たかもしれないのに
意識だけはリーダーの自尊心で、
目立たなくてはならないのかもしれない、、、。
廻りの見える環境や、物質的な事や、
とりもちにかかったコトリのような、、、飛べない主人公。
妥協と道化と、自分という
ごまかせないもう一人の自分。
アナログだけの世界のようにも思えてくる。
デジタルな時代に生きる私たち年寄りは
蠅という作品と
進撃の巨人が重なってしまうから
若者の世界を理解できていないのだろう、、、私は。
貧乏という心は、恐ろしいブラックホールを抱えていて
大学受験は、試験問題に合格した人間を
あたかも、初めから
金持ちで育った人間として
分類してゆく部分もある。
金持ちで育った人間は
お金がある金満家という意味ではなくて
何かが稔る様な両親だとか、
掘っ立て小屋に住んでいても、、、
最高の季節が最高の自然の恵みを享けさせてくれる
欲張りという字を書けない金持ちもいる。
心豊かな状態が、、、続く状態の人はお金持ちかもしれないと思ってしまう。
自分の利益や、
優位な立場ばかりにこだわらない。
だろうね、、?きっと。
国会の討論をYVで観ていると
若い人の論争の技が、間といい、、歯切れの良さと言い
語句の切り方と言い、、、、適度な高揚といい、、、
国会の質問や答弁の内容は、時事問題であるだけに難解ですが
若い人や、壮年や、老年の議員さんの特徴が伝わってきて
国民の義務と思うから、、、TVを観ていますが、、、
全員が、、、歌舞伎役者のように、、、大切なところは興奮しないで
怒り口調にならないで、
歌舞くという、テンポの変更で、
お茶の間の政治音痴の婆ちゃんに伝えてくれれば
誤解されずに伝わるかもしれません。
国民から選ばれた国の代表者だけに
道化をすることは、、、しないだろうね。
でもね、、、
野党は、反対ばっかりしているけど
議員さんはお金持ちの育ちが多いですよね、
オリンピック選手とか、
並みの人間の追従を許さないような、、、抜きんでた人が多いですよね。
子供のころから、
世界感のある環境で、
英才環境に居る人が多いですよね。
はやりの漫画ゲームに、、、話を戻しますが
はじめっから、
シガンシナクに居ることから
幼少期が始まる金持ちの何代目かは
世の中の迷路は金持ち同士のネットワークで
なんとなく避ける教育が、
出来るのかもしれないね?
親の希望がスタンダードでないだけに、、、
力や適応力が無い場合、
受験は難関突破を強いられるだろうね?
敢え無く適応できなくて。、、、浪人、、、
向き不向きもあるからして
これで、、、優劣の評価をつけられては
居場所がありません。
受験に敗れた頃から、、、
ブラックホールを抱えてしまうかもしれない。
そして、、、
やむなく、、、自尊心に負けて
道化者になってしまうかもしれない。
生まれながらに将軍で、
周りの御神輿が控えていてくれる場合は
名君になるだろうけど、、、。
受験の失敗は、クモの糸の宙ぶらりん状態で
芥川さんと言えども、、、糸が切れて落下するストーリになっている。
貧乏は金銭的な事ではないらしい。
人をはねのけても、、、
自分は這い上がりたいという心が貧乏かもしれない。
皆と一緒ではないのなら、
自分も地獄に居ると言える人???,、、いるかしらね?
落下、落第、浪人、、、
この経験をさせる日本の受験は罪作りだと、、、思ったりもする。
卒業試験や資格試験を受験並みに難関にして
社会で即戦力になる能力が無ければ
落第させればよいと思うんだけどね。
パソコンの試験を例にとるなら、
公務員大学なら
ゲームの問題は出ない、
しかし、検索能力が出題されるとか、、、
秋葉原大学なら
ゲームも漫画もなんでもオタクの問題にするとか、、
目的に沿った国の立役者のそろう受験にすれば
浪人したから、、、
馬鹿というレッテルつけられなくても済むし
向き不向きの能力を開発できると
思ったりしています。
眉毛の太いあのモーレツな実地TVをこなしている女性は
安室奈美恵にひれ伏しているような
崇拝が伝わってくるのですが、
見方によれば、、、
なかなか!
安室奈美恵のコンサートはともかくとして
腹がでんぐり返るような、、、
おかしさで、、、
そのプロ根性に
お茶の間の婆ちゃんは元気をもらっています。
入試よりも、、、
むつかしいと思って観ています。
仮に、、、女優とか、タレントの選抜の
入試に失敗したからと☜、、仮定しても、
自分の居場所がなくなるような
自分に三下り半を突き付けるような、、、、
システムの価値だけにこだわらずに
あの手この手で、自分を高めてゆけば、
眉の太い、頑張り娘さん、、、32とか・33歳とか本人が
画面に向かって、冷水に飛び込みながら、言っていましたね、、、
お誕生日、、、おめでとうございます。
これからは、、、厳しい場面を卒業して、
もっと優しい役を引き受けてくださいね。
ずーーと観てきたので、わが娘なら、、、
結婚適齢期だと思いましたよ。
何かのレベルに達したとき
出会いがあるというような、、、社会であってほしいから。
桜咲く、、、桜は散らない、、、また来年も咲く。
彼女は東大生も出来ないことをしてきたから、
これからは、円熟期になって、周りもいたわってあげてくださいと、、、
観終わると、、、ひどいよね~~~こんなことさせるなんて、、、
年齢的に過去の栄光から、挫折させるような
無理なことを、させないで、、、、世界のフアンの為にも
良い出会いを祈っています
しかし、、、その挫折が戦争によるものだったり、
自然災害の被害者だったりの場合はどうだろう、?
自分のせいではないのに
多くの目に見えるものは消えてゆくが、
どこかで、、、あきらめに似た、、、自然には勝てないという
無口な自分になってゆく。
廻りが、、、一人は多くの人の為に、
大勢は一人の為に、、、日赤が先頭をきって、毛布を配りはじめ
世の中の善意が続いて行く、、、。
人が人を支えるのは、無意識な応援で、神の心のように
社会が動いてゆくからかもしれない。
復興してゆく自分の中の巨人に出逢うのではなかろうか?
数々の被害を潜り抜けたばあちゃんは、、、つぶやいています。
この気持ちは、客観的には理解されないだろう、、、
自分の、「日記」のような、、、ブログだから
書き留めておこう。