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花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

もう一度、見れました。コメの旅「タイ陸稲物語」

2019-12-03 10:45:19 | Weblog

とうちゃこでおなじみの叔父さんが

若者とタイの山に住む山岳民家の「陸稲の刈り取りから、脱穀精米、竹の筒で焚くという

一連の民族の文化を、コメが出来上がるまで作業を同じくしながら伝えてくるという

香り付き、山の空気そのまま報道してくれるという

最高に贅沢な番組だと思いました。

疎開先で、子供のころ、田植えをさせて貰ったり

山の恵みの中で、戦後の何もない時代に、コメの有り難さを視て育ちました。

つるつる叔父さんが、、、「コメの一粒も無駄にできない、、、」とつぶやいたとき

米と、人間と、文化の発生を感じました。

女房より、子供より大切な「コメの文化」

大切という意味が、、、比較が出来ない次元で伝わってくる番組でした。

鳥と豚と、木の実と野草、、、川がもたらす水産物。

何よりも、竹の文化が根付いていて、

こうした民族こそ、世界遺産と言えるような原始の文化を感じました。

ここにハンガーストライキをせねば、文化が崩される近代政治が絡まってくると

損得や、優劣や、天地にゆだねた素朴な心を変えてしまう要素が取り巻いているという

人間の、、、と言うより、、、東洋の、アジアの山岳民族の魂の原始の心の在り場所は

他国が侵してはならない何かが伝わってきました。

この番組は、科学では答えの出ない多くの教えが盛り込まれており

心が、凛とする何かが伝わってきました。

米って、、、美しいですね!

米って、、柔らかな白い光が優しいですね。

米って、人の心をつなぐ味なんですね!

NHKの作品は孫子にも見せたくなりますね。

ワンピースや、ロボット番組に夢中の孫たちも

それはソレ、、、これはこれ!で、

こういった香り付きの番組は見るべきですよね。

とうちゃこ、、、の   俳優さん!もアシスタントの若者も

人間味の豊かな、素晴らしいキャラクターを、眩しく見ている現地のおばさん方に

「おいしい!」って

あの中の一人が私だったような臨場感で楽しませていただきました。

「味」も「香り」も「心の豊かさ」も、原始時代からのメッセージが保存されているような

見えない遺産を感じながら、、、感動をしました。

初めての番組ではないのに、、、素朴さの中に森の神様が見えるようでした。

昔、、、日本の農村は、こんなのだったのだろうか?

 

 


真夜中のTVで海底が散歩できますね!

2019-12-03 03:22:31 | Weblog

夜中の3時に、バイクの音が起こしてくれます。

海底や、尾瀬や音楽とヒーリングの世界をTVで観ながら

自然の不思議には、見とれるしかありません。

サンゴの傍の花のような生き物が

、、、実は魚が擬態していたㇼ、

環境や、天敵は生き物をどんどん変えてゆくようだ。

動かないサンゴの一斉の受精なども、

近縁種ばかりの交配を避けて、種の絶滅を防いでいるのかもしれない。

息子達が子供のころ、

2羽のカナリヤから、15羽まで

近縁交配で増やしたことが有った、

そして次の代には、、、残念なことに

上のくちばしの無いカナリアが生まれた。

近縁の交配はこうして、、、絶滅に向かうのかもしれないと

カナリアを飼う事を辞めてしまった。

今年は後期高齢者になった自分の為に

「北大のアカデミー」に通う事にした。

頭髪はどんどん白髪になるのに、頭はどんどん若返ってゆく。

あまりにも大きな紙の世界のつくりたもうた「生命」の世界の不思議を

「科学で、理論づけて、法則を見出そうというのであるから」

、、、無茶な世界であるとは思いながらも

どんなことも無数にある円周の点のように、集まれば

謎解きの答えは中心かもしれないと

全ての点は、中心に向かうが如く

研究者の視点は天よりも小さい所から、法則を探し出してゆく。

神の領域の「生命の不思議」は銀河系のそのまた向こうの太陽系の彼方の法則かもしれない。

しかし、小さなミクロの視点の中で、小さな実験の繰り返しは

こんがらがった糸球をほぐすように、、、根気の一本を導き出す。

アカデミーでは目下遺伝子への集中攻撃の戦場のように

遺伝子から謎を解くべき講義が多い。

11月14日、、、天気予報は天災が起らんばかりの報道であった。

早朝、風に吹き飛ばされそうになりながら出勤してゆく主人を見送りながら

夕方の「アカデミーに備えて、大学時代の生化学に張ってしまっていた頃の教科書をめくった。」

真延新吉、石川信夫、高取吉太郎、一番ケ瀬尚、4人の先生の出版で、廣川書店から出ている本である。

昭和33年に初版が出ていた。私は昭和40年に6回目の改稿された2刷を

後生大事にめくっている。

ネットのキ^ワードからの検索の答えと、目指しているところは同じで

着眼点からの説明などは、今よりも新しいことを指していたりして、、、観ていて楽しい。

窓の外はビュービューと風が木々をかく乱させている;

今日のテーマは「タンパク質」

講師の相沢先生のHPを読みながら、たんぱく質や、らせん形の遺伝子や、

必須アミノ酸を教科書で確認しながら、

あたらしい実験用語や、科学用語はグーグルで検索しながら

解読してゆくと、講義の時間直前に間に合うバスの時刻が迫ってきた。

正直言って、、、一番聞きたかった講義だったかもしれない。

玄関のドアを開けると、吹雪が吹き込んできた。

5時のバスで出発して、8時30分までの講義なのに

留守中のアクシデントを考えてしまい、、、家を守る習性の方が勝ってしまった。

残念だが、、、休もう、、、いったん外に出たが、

階段と、道路までの歩道の雪を除雪して、家に引き返した。

そして、11月28日、草花の講義に葉出席した。

しんしんと降る雪は家を空けても安心である。

「草花が病原菌から自分たちを守る一つの理論を説く授業であった、」

自分の専門とは関係のない植物の世界の病原菌の植物と野戦いであるが

考え方の応用は出来そうだ。

しかし、植物は一千年単位の時間で動くから

領域のある方程式の答えにも似て、領域外になったとたん、

別の要素が入り込むのではないかと思いながら

研究者の目のミクロの視点が、集合した答えが現実の実際と重なるのだろうか?

これからの研究活動は、

工学部の視点と、医学の基礎分野の視点と、農学部の地球環境の視点と、、、

いろいろな視点が円卓に並んで目的の理論に迫ってゆかないと、

象さんは、、、マルタのように太い

象さんは、、、団扇の様に薄くて広い

象さんは、、、消防のホースのようだ、、、

象さんは、、、岩のようだ、、、

 

全部正解ですが、、、、違うような気もしてくる。

研究者の話を聴きに行っていると、自己の中の疑問が啓発されて

考えるのが楽しくなる。

植物が地面すれすれの枝を伸ばして、

他の植物によって、根の養分を吸い取られるのを防御していたㇼ、

羽根が重なりすぎると、虫を呼んで、葉を減らしたり

木枯らしの中で、落ち葉の布団を集めていたㇼ、、、

可愛がってやると、文献に出ている草丈の5倍ぐらいに伸びたり

遺伝子だけでは解決できない、霊感のようなもので、、、

「水、、、水をかけて、、、」と知らせたり

生命の不思議は科学の遺伝子だけでは謎は解けないような気がするのですよね。

そして、、、休んでしまった生活との我が闘争も、無事に解決!!!

次の講義の時、入り口で、休んだ人の為にと、、、スライドをプリントして、くださいました。

ありがとう、、、このプリントと、パソコンの検索画面が有れば、8割は解決です、

後,、、二回、授業があります、

私の後期高齢者突入の老化への抵抗だったかもしれない北大のアカデミーは

後期高齢者第二段階の、老化の受容、

来年は、本だけ残して、、、ガラクタ整理でも始める気になるかもしれません。

本当の敵は、、、時間だった。

自分を生きる女性が増えたことは女性の生活革命だと希望が見える。

「家庭に閉じ込めてしまう日本の女性の不遇な時代は終わり、、、令和は光が見えます。」

主人も、最近になって言うのです。

「東京から、北海道に来たとき、

自分自身が生き残りをかけていた時代だった。

振り返ると、自分の人生を走る為だけに過ごしてしまった、

家庭の力も巻き込んで、自分の生きる推進力にだけ使ってしまった、」

ふと、、、気が付くと、、、出逢った時とは別人の、お婆さんがそばに居た、、、。」

「そうよ、、、戦後の貧しい心のまま、蜘蛛の糸のように、自分だけ這い上がろうとする可哀想な

男たちの受験に翻弄された学歴社会に、大きな変化が起き始めているのよ。」

個人の金メダルも大切ですが、団体の金メダルの価値に、、、皆が気が付き始めているから、、、

ラグビーに、、、あれだけ、、、熱狂で来たのじゃないのかしら。

絶対王者の羽生さんが、頭脳プレイの荒川さんとスケートの世界の大きな役割を果たしながら

日本のスケート界は世界レベルになりました。

団体のすそ野の広さが富士山なのだと、、、

何の話をしていたのか解らなくなりました。

眠い、、、おやすみなさい、、、朝が見えるから。。。寝ます。