ここに50年近く住んでいますが
北側と東側の生活道路に面した個人一戸建てであるためか
落ち葉も、雪も吹き溜まりになります。
それに加えて、
向かいの働き盛りの方々は片方だけ車が通れるように除雪してくれます。
南側に歩道の上に積んでも天気の日には融けるので。雪の垣根は出来ません、
私も、北側の雪を東側に運んでおくと少しは解けて、西側の玄関や、
北側の窓の下の雪が12月までは、東の玄関前の角で」融けてくれます。
全面には80歳の御爺さん、雪かきは無理なお婆さんが住んでいますので、
道路には救急車が入れるようにと、こまめに除雪しています。
冬場の筋肉トレーニングにはちょっと大変ですが役には立っています。
長年の雪の性質や、融け方を観てくると、
南側や、東側の雪は太陽の力で段差が出来るほど少なくなります。
これをうまく利用して、日照時間の長い場所に
皆が雪を積めば、札幌市全体としたら、相当量の雪は太陽で溶けるという計算になります。
これからの団地計画には南東の空き地を点在させれば
年間の除雪費の億単位で動く予算は。宅地開発の時の雪置き場の確保で、
除雪費用はさくげんできませんか、?
春の雪解けまで放置できるし、夏は避難場所になるし
排泄が3月初めに入ると楽になってありがたいのですが
雪置き場が、どうしても北向きになる我が家では、周りの家が解けているのに
我が家は、立派に雪の山が春まで。君臨して、
心ならずも、この町内だけで、除雪費が270万円かかっていると、
町内会の会長答弁にありました。
正月までの10センチ単位の雪であれば
マンホールの上にえぐれた分だけ、積んでおけば
段差は解消されるし、食後にえぐれ穴を雪で埋めると、3時間後には、溶けているほどですから
下水の熱をうまく利用できないかと思っています。
75歳の、一介の主婦が、言っているたわごとは
札幌の全人口の半分は一度は考えたことだとは思うのですが
除雪費の一町内の270万円が
被災地復興の計画都市に回せれば、老老介護をしなくても
老人施設の介護費用にはなるのではないでしょうか?
TVで痴呆の徘徊老人となり果てた母親を
息子である高齢者が、親への慈しみの心が故に
自分を犠牲にしている老老介護の番組を観ました、
この問題は、税金で補う老人の介護費用を、もっと、アイデア節約で予算以上の金銭を
集めることが出来ないかと、
孫子を思うにつけて、足を引っ張らない、大往生への道を考えると
身近な、除雪費用の半分を、太陽や、下水の余熱や、温泉施設などのお湯を、
琵琶湖疎水の様に引っ張れないものかと、、、考えてしまいます。
温泉でも、余熱を空気パイプで送れないものかと、
三月いっぱい続く除雪が無ければ
薬剤師として、少しは社旗に専門知識を還元できたかもしれません。
グローブになった手を観ながら
東京の同級生の薬剤師は、、、
「飛行―費用持つから
冬場のアルバイトをうちの店でやってみない?。。。」と
冬ンp生活の厳しさを案じてくれながら、
「うちの店も、アルバイトの薬剤師さんが来てくれると、休日がとれるのよ!」
しきりに電話をくれる、病院経営の友人も居る。
しかし、冬の北海道は除雪だけではない。
室内の空気の入れ替え、
災害に備えての、窓がいつも開くようにしておかねばならない。
北側には、除雪機を持った方が好意で我が家サイドの道路の雪を吹き飛ばして
北の角に積んでくれるが、
これまた,、、融解しない方角に我が家が在るために
春までには道幅確保のためにも、除雪は欠かせない。
雪かきのおかげで、足腰は健康で、筋肉の代謝も良く
悪いことばかりではないが、老老介護にはタイムリミットがやってくる。
何とか、団地開発の時に、延々とかかる除雪費を自然融解できる下水にするとか、
細かいメッシュを通る余熱の雪置き場に、雪を捨てられるとか、、、
この、、、あるようで、無い雪の、除雪費を節約するアイデアを
市域開発に夢中になっている工学部の学生の皆にアイデアを募っても居てはどうでしょうか?
優秀者には、ノールウエートか、スカンジナビア半島近くの冬の散歩を賞品にするとかして
本気で、冬対策のメッカを見学してきて、
世界はどのようにして、春には融けてしまう雪の除雪費を工夫しているのか、知りたいものです。
美しい雪!
大好きな雪!
恐ろしい吹雪の雪!
千差万別の美を競う「雪の結晶」
季節の状態を目で魅せてくれる雪。
雪は魔法使いの様に、、、一夜で景色を変えてしまう。
受験の頃、龍口直太朗著の英語の本に書いてあった英文が思い出される。
蛍雪時代という雑誌に
北大のポプラ並木の写真が有った。
北大を受けるつもりだった。
日大医学部に通っていた兄からは
「お前は、、、馬鹿なのか?、、、25分で通える日大が在るだろう!」
国立大学に行ったら、、、大学院の修士課程、、、そして博士課程、、、:
どんどん行きたくなるのだぞ!、、、学費、下宿代!食費!医療費!、、、
自分一人で、出来るのか?
僕は、絶対に協力しないからな!」
兄貴は願書も何もピリピリに破いてしまったことが有る。
日大の学友とスキーに行ったとき、
蔵王で遭難しかかった。
和歌山で疎開、後は東京暮らししか知らない兄は
すきに誘われ最高のスキーは買って、
手袋帽子はファッショナブルな「トニーザイラーとよく似たセーターのセット物を買ってウキウキしていた。」
しかし、、、ズボンの防水の甘い毛の冬用のウールを穿いて行った。
蔵王は樹氷でも有名な上級コースがある。
見栄っ張りの雪を知らない兄貴は「スタイルに凝って、防寒が甘かった。」
遭難寸前の冷えた体に、風邪もひき、、、帰宅してから高熱を出し、
父も母も、、、「兄は死ぬかもしれない、、、」としょんぼりするほど
死線をさまよった。
しかし、、、甦って、冬休みが終わると学校に帰れた。
私は、、、高校時代は、蓼科に山荘のある都立高校だった関係上
高校時代から、三つ峠山から、蓼科山、夜叉神峠、黒姫山、、、穂高、、富士山と
雪渓を踏んで登山していた。
私の持っているヤッケは昭和35年に購入したものですが
山仲間の友人が,借りに来たほど、防寒と防水に優れている。
75歳になった今も、厳寒期の除雪には、60年前のヤッケが健在である。
余談に走ってしまいましたが
雪を知らない人と知っているのとは
危険度が違います。
結婚して、主人の一か月出張で、留萌の寿町の崖の上の宿舎では
山を知っているはずの私は、買い物の帰りに吹雪と視界不良で遭難しそうになった。
真冬の流産も留萌で経験して、
血を流しながら,雪の上を這って、病院にたどり着き
処理していただいた、、、、男児だった。
母親が冬に甘い知識だったため、
留萌では通用しなかった。
北海道の除雪はどこもかしこも大変である。
雪の怖さを知って、雪と仲良くしないと、
医者だろうが、
その奥さんであろうが、
学校の先生だろうが
雪崩に巻き込むのが北海道の春先の山である、
高校生の実習中にも、雪崩が起きた事件は一生忘れることは出来ないと思う。
屋根の雪下ろし中に埋まってしまう老人も居る。
痴呆とまではゆかなくても、、、
動作が緩慢な老人は除雪は危険である。
北海道に来て、、
薬剤師を出来る環境でさえあれば、私は仕事人間として生きたと思う。
一人の医師が医師をすることは
普通の仕事場と違って、、、
モンスターの患者家族との応答も含まれる
疲労困憊して帰る。
「医者をすることだけが優れた人間が、、、医師であると考えると。。。」
患者さんの肌に触診する手に、
スコップを持たせると
患者さんにも失礼であると同時に、
手の感度も。微妙に差が出てしまう。
熟練の臨床医は
五感にピーンと来た事を
検査や医療機械で科学してゆく。
長年の経験から,、、「ピントクル!、」
私ども外野には解らない集中力を乱すことは
命を前にする職業だけに、出来るだけ、、、ソートしておく。
一度も、スコップは握らせたことはない。
除雪は、五〇年間、、、私の仕事だった、
しかし、、、七五歳になった今、
各自が除雪できなくなると、
札幌市の除雪費用はどうなるのだろうと、、、考える。
医師をする、、、簡単なことに見えて、
医師をする時間以外は、家内が雑事すべてを代行することになる。
かって、子供たちが大学進学の時
学費が足りなくて、私も正職員として勤務に出た。
家内が勤めているという状況では
水槽も苔で魚が見えなくなった時期が有った。
冷蔵庫は、賞味期限を確認しないと、、、古くなったものなどが入っている。
台所に、洗剤を入れたバケツを置いて、
汚れた食器は入れてもらうようにしていたが
すぐにはみ出して、流しはソース類のこっぱりついた、食器が満載だった、
男の子の弁当は、、
のりを挟んだ白米の上に
「ちくわ」を4本並べて、真ん中に梅干を置いた。
息子は、、、学校で「スーソ弁当:;と
、、、からかわれた、
薬剤師として、病院で働いていても、
3ヶ月もすると
主人が同業だと知れてしまう。
雇用者の先生も、、、
「え?〇〇先生がご主人ナノ???,、、わー!つかいにくいな~~」と
気を使い始めてくださるので、、、
同僚の感情を考えると職場を変えることが起きた。
初めから、短期予約で働くという、
各科ローテしている、半年契約を申し込んで
家庭と両立する時期もあった、
早朝4時に起きて、家の周りを除雪して出勤することもあった。
そして、厳寒期には
家庭と、
仕事が両立しなくなるのが北国の人生だった。
除雪は、、、費用だけではない、、、
団地づくりの集合開発の時点で除雪を考えないと、
北海道のキャリアウーマンは育たないと思ったり、
私のような、家庭という団体のメダルは一番大事と思っても、
個人はメダルどころか、
試合参加も出来ない、
人間除雪機と何ら変わらない作業を
義務付けられるのが、、、50年間の札幌の暮らしでした、
北海道の冬は本物!
親友たちよ!
北国の雪は皆さんを待っている!
雪の谷間で、、、
埋もれて、、
、人生は終わりたくない
75歳の婆ちゃんの
「冬に吐くストレス日記」です。
もっと安く、もっと時間をかけないで、
太陽や地熱や温泉を浸かって、
冬の庶民の生活を、除雪から
解放してほしいと思う事があります。
。