今年も、北海道神宮に
お参りに行ってきました。
アカチャンを抱っこした若いお父さん。
ヨチヨチ歩きの女の子の手を引いて
ゆっくり歩くお母さん。
振り返るお父さん、、、
お参りに来る人は
さまざまのスタイルで、鳥居をくぐる。
ツルツルの氷と、
踏み固めらて、
氷になった参拝までの
参道は、家族や、受験生らしい友人同士や、おめかしした女性や
縁結びを願う恋人未満、、友人以上?
微笑ましいカップルの寄り添う歩み。
しかし、80歳ぐらいの、背中の丸いおばあさんが
私たちを、どんどん追い越して、歩く姿には脱帽しました。
さすが、、、雪国育ちも80年の歳月を重ねると
ツルツルの雪道など、、、何のハンデも感じないらしい。
そうかと思うと、、、50台と思えるような女性が、
転びそうになり、
パートナーにしがみついて難を逃れたりしている。
私は後期高齢者の主人から。。。。。5歩ぐらい遅れて、
後ろから、せっかちな若者が突き当たらないようにしながら歩く。
10歩前を長男が歩き、ツルツルの革靴で、親孝行にも
ミニスキーのように、歩く事で、
「ここは滑るからね!、、、と、振り返る。」
遙か前を、孫三人、
少し遅れて孫の集団の中でお嫁さんが歩く。
早足の孫たちが、時々止まっては、
孫の中の、二男が心配で迎えに来る。
行きつ戻りつ、孫たちは、きわめて、早足で
しかも、、、敏捷で、頼もしい。
大家族のように、縦長の行列になって、
池のように横長の御賽銭ゾーンに横並びになって
思いっきり硬貨を投げ込む孫たち、、、
何を祈っているのかな?
毎年、正月三元日のうち、
天気の良い日に
皆でお参りに行く。
結婚以来、一回も欠かしたことがない。
正月休みは、里帰りもしなかった。
帰りがヒコーキが飛ばなかったりすると、
主人は新年会に間に合わないかもしれないと
苦労性と、勤務への責任感が、
冬の道外への移動のブレーキになった。
我が子も二男の場合
何年か前に正月に帰省した時、
私が肺炎で、病院に運ばれて、二男は付き添ってくれて以来
その後、、、
正月は一度だけ、来るはずが、
数時間飛行しながら、千歳には着陸できなかった。
ヒコーキは、運悪く、U-ターンして羽田について以来、
「母さん、、、正月は帰らないことにする。」、、、宣言した。
4人家族が3人になり、、、又、いつの間にか
7人になり、
頼もしい集団になったが、
我が子の次男が
本州の救急病院に勤務して久しくなり
飛行機が、確約できない北国の冬を知っているだけに、
元日のお参りには帰って来なくなった
故に、
いつも電話で話して正月は過ぎてゆく。
電話をしたら、、、今年も
元気に勤務中だった。
本人が好きで選んだ職業だから、、、
一人ぼっちで過ごす正月も、
仕事に没頭していれば、
きっと本人は充実しているのだろうと思うから、、、
親は、「体だけは壊さないようにね、、君の分もお参りしておくからね、、!」
「うん!、、オンコールって言ってね、救急車が来ると仕事なんだ。」
「自分にしか出来ない事をやっているから、緊張感で、正月はすっ飛ぶよ。」
お父さんの若い日の元旦と同じことを言っている。
やがて、、、いつかは結婚すると思いますが、
正月も、留守の主人を、理解してくれる人である事を
祈って、、、縁結びのお守りを、一つ,、、
この次、君に元気をもらいに行く旅行の時
渡そうと、、、、
君の御婆ちゃんが、ママの結婚の時にくれたピアノの上に置きました。
御婆ちゃん、、、あの子を守って、幸せにしてやってください。
お参りは、いつも、家内健康、良縁に恵まれますように。
そして、、、交通安全の御札です。
主人も仕事人間でしたが、
次男は、外科ではないので、少しはマイホームサービスが可能かしら?,、、
チョット、、、普通のマイホームパパと違うタイプなので
包んでくれる女性と、
縁がある事を祈ってきましたよ。
家族と遠く離れているせいもあり、
寂しい時も、言いたいことも言えないかもしれないと思うと、
次男の事を、第一に考えてくれる伴侶が現れて、
結婚するのが一番良いと思いますよ。
子供が生まれると、きっと、父親も母親も同時に生まれて
他者を愛せる大人同士は、思いやりが出来る戦友にも成れますよ。
育児戦争、、、は、惜しまず夫婦二人で参加して、
子供との絆が、夫婦の絆もより強いものとなるでしょう。
神宮で、神様に話しかけていると思うかもしれませんね、、
お祈りですよ、、、。
家に帰ってくると、食堂のテーブルの脇の
大きなビニール袋に包んであった君子欄の鉢植えから
満開の花が咲いているではないですか?!!!
気が付かなかった、、、忙しすぎて、、、雪かきでへとへとで、、、
お参りは、一瞬の忙中閑あり?
花の呼びかけが聴こえました。
ありがとう!
元旦の三元日中に咲いてくれて、、、何か!良い事がありそうです。
初夏にも咲いた君子欄が、今は部屋の中で、ほほ笑んでいます。