学生時代の夏を覚えていますか?
東京に住んでいた24歳まで
夏の暑さが怖かった。
今のように、保冷材もないし、扇風機と団扇の時代でした。
我が家は終戦後、東京の江戸川の近くの下町に
外科、内科の町医者として、
戦後の再出発の改行をしたのでした。
あたりは「ドブが多くて
蚊もブンブン、
豚ちゃんの素焼きの蚊取り線香の香炉が
あちこちの家の縁側で
煙を白く吐くながら
それでも蚊はブンブンとんでいました。
家業が患者さん第一の開業医院だけに、
当時としては「高価なエアコン」や「自家用車」が
何をさておいてもあちこちに整備して
私の高校の制服などは、2着目の洗い替えを請求しても
「一着あれば、休みに選択すればいいでしょう!」
却下されて染みました。
もちろん、、、エアコンのある部屋は
私には無関係な待遇でした
つづく