中学生の時、裕ちゃんのプロマイドをカバンに入れて、一人でニコニコ
上機嫌だった時代があった。
私の兄貴は、がり勉で、神経質で、プライドが高くて、
人一倍自己愛が強いので、私は、遠くから兄を愛した。
その点、裕ちゃんは「兄貴であり。彼であり、たふがいであり、、、、」
うんざりする教室では、一番後ろの席でプロマイドを観ていた。
先生の声が聴こえないくらい、自由な青春が感じられた。
国語に時間、気が付くと、後ろに先生が居て、
プロマイドを没収されてしまった。
放課後、さんざん叱られた、
先生はプロマイドを返してくれなかった。
勉強が出来ることが最高に良い事であるかのような
戦後の受験地獄の中で
裕ちゃんの、天然のささやきの歌声は
胸から胸に響いてきて、、、シビレチャッタ!!!
足の長いのも素敵だった。
キタオウジ欣也さんも大好きだったが、
当時、日舞を習ってた私は、おけいこの日は欣也ちゃんが好きだった。
青春って、いいよね~~~~
大人になってからも、時計台の歌や、夜霧よ今夜もありがとう、、、など
大好きだった。
北原三枝さんも、ダイナミックな国際女優のスケールが漂う
好きな女優さんだった。
なんやかんやで、、、結婚後も、、、我が家の息子たちは
西部警察、8時だよ、全員集合で、育ったようなものである。
NHKで、西部警察というのは、、、嬉しいじゃないですか!
松竹梅のお酒の宣伝も、裕ちゃんや、渡さんがいい、、、味出していて
コマーシャルなのに、何回見ても楽しかった。
今日は、西部警察の最終版、、、前にも観ましたが
2回目を観ると、、、色々な事に気が付いて
ゆとりを持って、、たのしんだ。
西武激チャンバラのドンパチと
めちゃくちゃなカーアクションと、
プロ中のプロのスタントマンの技!
息子たちも、
勉強そっちのけでTVを観ていた日の事が甦った。
背高のっぽのあの若手のお兄さんか?弟さんは
確か、北海道でDr、をされていたと思いますが、
今日の映画では、、、わかいですね~~~~!
肝心の甥っ子の石原さんは、裕ちゃんの野生の太陽のような
天然の眩しさというより
育ちのいい、坊ちゃまと言う、、、メロドラマの主人公になれそうな
瞳のきれいな青年だったという事に、ビックリしました。
今、クイズ番組なんかで観たり、ワイドショウなどで観ると
落ち着いた中年の方ですものね。
何にしても、石原軍団の、ハチャメチャなプロ根性のアクションものに
TV人生のゴールド時代を振り返ります。
ドリフターズも、、、今は懐かしいですよね。
渡りさんと、裕ちゃん、、、裕ちゃんと渡さん
二人でセットの立体感が感じられましたよ。
優しさの種類が、、、女性度の熟した人には、、、渡さん
憧れ度の強い、、、女性的には未熟な私は、、、裕ちゃんが太陽で兄貴で、彼!
むかしは、、、映画が、、、唯一の青春時代の、非日常ゾーンへの旅でした。
NHKさんも、西部警察が
時代の先取りの、インターナショナルスケールの
青棒タッチのアクション版だって、、、思いませんか?
余計な事を一言いうならば、
どんなダンディも、裕ちゃんと、ならんで映るシーンには
男性版ハイヒール紳士靴を履かないと
足の長さのバランスをとれないのでは?。。。という
残念なシーンが一か所ありました。
島に乗り込んで、階段を登る渡さんの靴のかかとが、、、高すぎたシーン。
あの、、、自然体で、女性を魅了していると思っていた渡さんも
裕ちゃんとの映画では、、、ヒールの高めの靴をはいていたんだな~~~
最後のシーンに、涙を流しながらも、、、
恐ろしく、、、冷静に映画を観ている自分にあきれました。
渡りさんが死んじゃった最終版は、、、西部警察の、、、最終版です。
裕ちゃんが、自分と、渡さんとの二冊の警察手帳を捨てるシーンは
一緒に生きた男同士の絆の深さに感動しました。
いや~~~~~!!!映画って。。。いいですね~~~~
裕ちゃん、、、渡さん、、、石原軍団の俳優さん!!!、、、たのしかったよ!!!
NHKで、この冬は乗り切ります!