子供のころ、、、
60年も前のこと、
赤と青のセルロイドの眼鏡をかけて
「立体映画」を観に行ったことが忘れられなくて、
それよりも、もうひとつ
次元の高い
「3D映画」を知りたくて、
「アバター」というのを
意味のわからないまま、
とりあえず入場しました。
空席は一個もなく、
前から2列目で、
首をそらして、画面のスピードについてゆきました。
迫力に負けて
「船酔い状態で、出てきました。」
もう一度、
後ろに座って観たいと思いました。
未来の様な宇宙時代に生き残った、
「原始時代の魂」が
大きな樹木に見守られながら
「命」という共通なゾーンの交流が民族を統一している。
神秘的に繰り広げる不思議な世界。
シャーマニズムのようでもあり、、、
開かれた文明を超えるような「直感の世界」のようでもあり、、
科学というEBMで、
置き換えてゆく文明の中で、
鳥と形は似ていたも
「原子」という「周期律表」が造り上げたような科学の世界は
武器を搭載した飛行物体をとりのごとく空中を自由自在に飛行する。
獣のごとく地を這う「ショベル?」「タンク?」「起重機?」が
気の遠くなるような年月が育てた「命の木」をなぎ倒してゆく。
「第六感」のような不思議な直感が秀逸である。
科学と、原始の出会い、、、
「恋」は「愛」に変わり融合してゆく。
「あなたが、、、見える」
「君が。。。見える!」
素敵な言葉を耳元に残して、
「3D]は65歳のおばあちゃんを
酔わしたのでした。