雪が降る季節の前に
仰ぎ見る夜空の星は隠れて
厳しくもあたたかな雪が
大地を抱きしめて離さない
あるのか?ないのか?
朦朧とした朧の向こうに
愛しき色彩のときめきの日常が
隠れて逃げる。
追いかけても追いかけても
色のない世界が続く
地に伏した、、、
あなたを拾い集めながら
一筋の光を待つ
待ち続ける。
きっと来る
一筋の光が来る
千の光になって
もう一度、ほほ笑んでくれる時
私も、、、光の方へ歩いて行こう
黙々と、
朦朧の中
手ごたえのない登山を
春の色彩に向かって
もう一度、やり直しの秋を彩ろう
絶叫しながら紅葉は
昨日の嵐で地に伏していた。