京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

内部留保(預貯金)の取り崩しで不動産購入?

2011年01月27日 | 不動産と経済情勢
京都不動産コンサルタントのブログ

先ほどのニュースによれば、
2010年貿易収支で輸出額から輸入額を差し引いた黒字額が
前年比2.5倍の6.7兆円にも上ったと言います。

大部分は東南アジア特に中国向け輸出が
寄与しているのでしょう。

政府の一般会計収支は赤字でも
対外収支は大きな黒字なんですね。

この黒字の大部分が内部留保200兆円として大企業に滞留している
と指摘されてもいます。

大企業内部の問題ではあるものの、
せめて従業員給与や非正規労働への待遇改善に
役立てていただきたいものです。

輸出関連大企業の稼ぎ額にしては
その従業員の全体に占める労働者は7%ほどと言われています。

日本の景気は10~12月四半期GDP年率換算でも確か4%越え、
好景気を享受できるのはこのたった7%の人だけなのです。

人口比や経済の偏在化を考慮すれば、
この数値は東京で10倍の70%、
京都で10分の1の0.7%程度ではないでしょうか。

ということは近所では1000人に7人が好景気を実感していると。
その好景気により不動産に流れてきている資金はその内・・・・でしょうか。

内部留保の経営分析―過剰蓄積の実態と活用 (民主的改革のための経済学)/小栗 崇資

¥2,100
Amazon.co.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


¥1250 Amazon.co.jp