京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

不動産売買で後見人がいない・・・

2012年03月06日 | 成年後見
昨年来売物件であった不動産の売主さんが意識状態で
入院ということになりました。

まさにその時、買主さんが現れ、
通常であれば後見人の選定そして代理契約という段取りで
問題は無いのです。

しかし、その通常が通常でないケースもまた多い、
現実そんなものですね。

今回も近所、近親者、入院前からの看病と、
後見人の要件にぴったりの人物にもかかわらず
その本人さんが受託したくないとの意思表示を出したのです。

深い内情は察する由の無いことであるも、
表向きは「手続きの煩雑さ」「簡単に解除できない」
ということです。

ご自分で家裁に行き確認してのことだというから
余程ずっしり手続きがこたえたのでしょう。

ということは、
当該物件は売るに売れない物件、
買うに買えない物件ということになってしまいます。

本人さんの意識が戻るまで買主さんが待って
いただけるのであれば・・・
いないよね~待ってくれる人て。
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/京都不動産コンサル研究所


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