京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

日銀金融緩和・・・京都へ日銀副総裁来る

2013年09月02日 | 不動産と経済情勢
京都不動産コンサルタントの緩和ブログ

先月8月28日岩田規久男日銀副総裁の京都講演は
大盛況の約80分でした。


最後の長々と説明調の質問者には辟易。
誰しも質問の機会を待っていたがその芽はつぶされ、
質問者に野次まで飛ぶとはねえ・・・

多くの聴衆にとって
金融政策の中心人物に質問が出来る機会は
そうないことでしょう。
残念の一言。

内容的にはマスコミから出回っている情報を
丁寧に説明したものではあるものの、
臨場感あるそして肉声での説明は時間を忘れます。

「コミットメント」いや「約束」だと、
2%のインフレターゲットを約束し責任を持ってやりとげるんだと、
語気を強めるでもない言い方に
強い意志を感じましたね。

まぁこれは学習院教授時代から、
いやもっと以前からの持論でしょうから
満を持してのものだと推測されます。

「2%のインフレ目標」と「マネタリーベースの増加」、
要は今までの「金利調整」のお仕事から「お金の量の調整」に
主眼を置いたお仕事に変えます、
ということでしょう。

大企業の内部留保260兆をも吐き出させるほどの
資金供給という大津波で、
設備投資にまでこぎつけられるか?

しかしまぁ、
ここまでアナウンスしないと実体経済が動かない、
というのもどうなのでしょう。
長いデフレで石橋を金づちでたたく癖が付いているのでしょうか。

日銀は「バブルを起こす」程のお金を供給するのにね。

今までの世界的な例から行くと、
この金融緩和政策の効果は早くて6ヶ月、
遅くても1年6ヶ月で影響が出るとのことでした。

参考にしてください。
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