大幅なずれ込みである。全国的な梅雨明けです。と思ったら、待っているのは立秋ではないか!夏は、梅雨と共に去りぬ。
駐車場から勤務先までの道に、割合と樹が多く植えられている。その幹に油蝉や熊蝉が集っている。行く手を、親子3人歩いているのだが、おねえちゃんとおとうとは眠いのか、暑いのか、足取りがおぼつかない。ご機嫌斜めのおねえちゃん。網も虫篭もないのだが、いいものをあげよう。と素手で蝉を取ってあげたら、目をまん丸にして驚いてくれたよ。とたんに元気も出て来て、保育所まで歩けたね。小さな子どもって、こんなことにも尊敬しちゃってくれちゃう。ははは・・・笑顔で、行って来ますとばいばい、をしてくれたよ。
夏には、花火が似合う。次いで浴衣がいいね。幼い頃、母が徹夜で縫い上げてくれた浴衣は、兄が白地に絣、私は朝顔で妹は金魚の柄だった。着物は、裄が直せるように、大きめに仕立てていた。だから同じ柄に厭きてくるのだ。然しながら、貧乏な家庭には、毎年浴衣を新調するのは無理である。中学校高校と、母は反物を買って仕立て、あまり袖を通さなかった浴衣を、嫁入り道具に持たせてくれた。寝巻きにするのが惜しいが、着ないよりはいいかと袖を通している。
夕顔の花の白さが、闇に浮かぶ。かの洸源氏が、魅入られた女人に想いが馳せられる。なよやかで儚げな風情が、夕闇の刻限に降りてくる。月のやわらかな光は、覗き込むほどに遷ろう。庭に目をやりながら、空間に絹ずれの音を聴いたようでした。赤とんぼが一匹、ついっと飛んで行きました。昼間には黙々と広がる入道雲の様に、宇宙の広さを思ったよ。
人間には、良いようで悪い『感情』がある。これのために裁判となると、判断が狂ってしまうことがある。裁判員制度がスタートしたが、普通の人間に裁け。となると人情に偏ることが怖い。資格を持っていても、人が人を裁くのには、葛藤があるではないか。況してや民間人が、多少なりとも介入することは、何かしら心が沸き立ってしまいそうだ。私には裁けない。辞退するだろうなぁ。
枇杷葉のエキスが、夏場は冬の10倍以上出る。冬にじっくり出てくるエキスが、夏だと1週間で出てしまう。このエキスは飲んではいけません。外科用で用いてください。お茶で飲む場合は、あまり煎じないでいいでしょう。弱火で沸騰する前に止めてください。漢方薬だということを忘れないで、少量いただきましょう。または何回かに分けて飲んでください。
合歓の花。今年は、長雨に咲き散ってしまいました。当に夏中咲いていました。甘いバニラの香りです。たくさんの蜂や虫が集まっていました。合歓の木と言えば子守唄が浮かびます。作詞者は皇后さま。意外とご存じないのね。
駐車場から勤務先までの道に、割合と樹が多く植えられている。その幹に油蝉や熊蝉が集っている。行く手を、親子3人歩いているのだが、おねえちゃんとおとうとは眠いのか、暑いのか、足取りがおぼつかない。ご機嫌斜めのおねえちゃん。網も虫篭もないのだが、いいものをあげよう。と素手で蝉を取ってあげたら、目をまん丸にして驚いてくれたよ。とたんに元気も出て来て、保育所まで歩けたね。小さな子どもって、こんなことにも尊敬しちゃってくれちゃう。ははは・・・笑顔で、行って来ますとばいばい、をしてくれたよ。
夏には、花火が似合う。次いで浴衣がいいね。幼い頃、母が徹夜で縫い上げてくれた浴衣は、兄が白地に絣、私は朝顔で妹は金魚の柄だった。着物は、裄が直せるように、大きめに仕立てていた。だから同じ柄に厭きてくるのだ。然しながら、貧乏な家庭には、毎年浴衣を新調するのは無理である。中学校高校と、母は反物を買って仕立て、あまり袖を通さなかった浴衣を、嫁入り道具に持たせてくれた。寝巻きにするのが惜しいが、着ないよりはいいかと袖を通している。
夕顔の花の白さが、闇に浮かぶ。かの洸源氏が、魅入られた女人に想いが馳せられる。なよやかで儚げな風情が、夕闇の刻限に降りてくる。月のやわらかな光は、覗き込むほどに遷ろう。庭に目をやりながら、空間に絹ずれの音を聴いたようでした。赤とんぼが一匹、ついっと飛んで行きました。昼間には黙々と広がる入道雲の様に、宇宙の広さを思ったよ。
人間には、良いようで悪い『感情』がある。これのために裁判となると、判断が狂ってしまうことがある。裁判員制度がスタートしたが、普通の人間に裁け。となると人情に偏ることが怖い。資格を持っていても、人が人を裁くのには、葛藤があるではないか。況してや民間人が、多少なりとも介入することは、何かしら心が沸き立ってしまいそうだ。私には裁けない。辞退するだろうなぁ。
枇杷葉のエキスが、夏場は冬の10倍以上出る。冬にじっくり出てくるエキスが、夏だと1週間で出てしまう。このエキスは飲んではいけません。外科用で用いてください。お茶で飲む場合は、あまり煎じないでいいでしょう。弱火で沸騰する前に止めてください。漢方薬だということを忘れないで、少量いただきましょう。または何回かに分けて飲んでください。
合歓の花。今年は、長雨に咲き散ってしまいました。当に夏中咲いていました。甘いバニラの香りです。たくさんの蜂や虫が集まっていました。合歓の木と言えば子守唄が浮かびます。作詞者は皇后さま。意外とご存じないのね。