下手な考え・・・

　思考回路が、湿気を含んで黴が生えた模様。今朝、ダリアの花が、何となく可笑しいのに気づく。よく見ると、長雨に花弁に黴が生えている。葉にも茎にも、異変がある。成長に著しい、支障が見られる。弱り目に祟り目。といったところです。

　歴代の首相の中で、田中角栄は民間から出た唯一の強面。日本列島改造論で、山を削り、海を埋め立て、田畑を潰して造成をした。何年前のことだっけ？あの時には、それなりにいいことでもあった。しかし結果が出てきたのは、今頃になってですから、人災とは思わない。

　便利、整然、快適。でもその代価は、あまりにも大きい。地球の地表部分と、地下部分の差。また地球にある、各々の重力。月との関係の引力。宇宙に飛び出して行こうとする遠心力。加えて摩擦等。それら全てが、地球にもたらす影響は、どんなことを引き起こすか？火を見るより明らかです。

　夕方、帰宅すると、庭に吹く微風に匂う白い花、夕顔。大山蓮も、柊も、その芳香がすばらしい。夕顔も同じである。一種独特の強い香りは、一夜花に相応しい。柊は、11月の時期に、いつの間にか咲いて匂いだし、いつの間にか散っていく。小さな白い花にこれほど強く、インパクトがあろうとは信じ難い。

　枇杷葉の花は、更に目立たない。薄茶色の苞を被っているので、花が咲いても、夕方にならなければ、それと気づかない。枇杷葉の花とは知らなくて、匂って初めて驚く。これをお茶で淹れて飲むと、気力も体力も、一気に回復するような心地になる。花芽茶のアロマ効果はてき面である。枇杷茶と同じで、味がどうとか言うのではない。香りが何とも言えない。

　花芽茶は、飲みだすと病み付きになります。でも、警察に検挙されることはありません。間違っても堕落することにはならない。却って健やかな心身に甦り、気力や体力と、知力が増えるでしょう。やさしい香りが全身を包み込んで、癒しに徹してくれるのです。

　昨年の枇杷苗。神輿草に囲まれて。今は、この状態より、埋没しています。