枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

認識の誤り・・・

2010年10月06日 | Weblog
 人間の弱さと言うか、自分ではしないであろうことも、もしかしたら?と想定することがあるが、その殆どは、範囲が狭く、意外な展開は起きない。ところが、自分以外の人間であれば、そういった枠を飛び越えて、考え付かない事柄になる。宮部みゆき氏の著作は、決して想定外ではないのだが、その心理描写の巧みさに、思わず感心してうなってしまう。

 『名もなき毒』に登場する犯人は、生まれた時からの嘘つき女であるが、果たしてそうであろうか?一度嘘をついたら、騙せたことで面白くなり、嘘なのか、本当なのかわからなくなり、自分の殻の中に閉じこもってしまったのだ。他人の生活が羨ましい、自分のものにしたい、どんな手を使っても、望みの物を手に入れたい。自分が中心であり相手のことは眼中にない。同時に、相手が、他人が苦しむのが楽しいのだ。

 現在の悩みも、そういった一人の悪意で、仕事に支障が出る。老若男女に拘らず、自分以外のやり方に腹を立て、気分次第で勝手に変更する。それは誰の指示ですか。疑問や注意には返事もしない。声を荒げる。物を壊す。分からないと思って虐待を行なう。むろん、こういった人は挨拶は愚か、ちゃんとした会話が成り立たない。全くと言っていいほど、感謝の言葉もなければ、反省の態度がない。

 私は、その人間性を、小説の中で知ったが、図書館で吸い寄せられるように、手に取ったその本に、惹き込まれて読んだ。きっと神さまが、私の悩みを知って、其処へ導いてくださったのだ。そこに書かれていたことは、真実か事実か、或いはその本の中でしか、存在しないことかもしれない。それでも私にとっては、学ぶことの多い書籍で、考え方を、見方を変えることができた。

 人間は、どれだけの金銭的な余裕があれば、満足するのであろうか?あればあったで煩わしいには違いない。けれども自分の生活を守るために、最低限の収入は必要だ。勤務先でもらうのは、労力に対する対価だが、枇杷葉茶を手配しての収益は、形を変えてやってくる。枇杷の種の粉末が、300g・¥3,160?最近は、ネットでの販売が多いが、自宅まで届くから便利がいい。年収も大きい。

 私は、お人よしなんだろうか?それとも、金額を言ってもらった方が、却って迷惑や余計な気遣いをさせない分、さっぱりしていていいのだろうか?それに相手が、私の必要な品物を見当つけて、くれる訳ではない。時には、どうしたらよかんべぇ?というように、困惑したこともある。それでも、その好意を邪険にも言えない。

 また同時に、要らない物をつけてもらうこともある。しかしこれは、他の人にはわからないし、視えないものだから、説明のしようがないのだ。困る、大いに困ってしまうのです。ほんとうに、なんて言えばわかってくれるのか?もらってうれしいのは、珈琲や紅茶です。枇杷茶で淹れて飲めます。本は、特別うれしい。野菜や果物も、好きな物はほくそ笑む。しかしこれは、自分勝手と呆れる。

 そういった諸々の事情で、これ以上は、無料を止めます。枇杷葉茶を売って、億万長者になるんだ!いつのことだろか?
 我が家の屋根と百日紅。満開になってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする