枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

自然治癒能力

2012年02月22日 | Weblog

 昨日は早退した。家を出るまでは、体温も平常であったのが、仕事をし始めると、鼻水が垂れる。気分も悪くなる。困った。風の蔓延で空気が澱み、邪気も溜まっている。息苦しいのを我慢していたが、次第に悪寒がしてきた。

 現場の人数もだが、最強のメンバーが揃っている。主任に連絡して帰宅。薬剤師の方に、適切なアドバイスをもらう。家で暖かくして眠るのがいい。との助言だ。明日は休みということもあって、心配ない。また、インフルエンザではなく、風邪である。

 昨夜は、半身浴にして、湯たんぽを足元に眠ろうとしたが、ひどくしんどい。何回も眼が覚める。夜明けには眠っていたらしい。AM7時である。37℃、体がだるい。厭な予感がした。膀胱炎だ。やっとこ体を引きずって、台所に向かう。

 蒟蒻を鍋で温め、腎臓と背中に貼る。これを何回も繰り返し、トイレに通いつつ、枇杷葉を貼り換える。白枇杷の葉がたくさんあることに気づく。葉の大きさは赤枇杷の半分から三分の一。そうだ、リエさんにも贈ってあげよう。

 枇杷葉温圧療法をやっている内に、悪寒は止まり、震えもなくなった。しかし、ここで止めたら長引くので、そのまま枇杷葉を貼り続ける。この時点で改善されてきた。耳鳴りもしない。食欲も出て来た。お粥を作ろう。

 昨夜から蓮根の入っている葛湯だけであった。お粥に梅干がいい。明日は仕事なので、体調を整えなければ。しかし、人間の持つ、自然治癒能力は侮れない。薬で改善しようとするより、時間もかかるし、気も長くなるが、副作用がない。

 ありがたいことである。枇杷葉に援けてもらえることは、自分を生かしてもくれる。枇杷葉の力には、無理のないやさしさがある。何も不平や不満を訴えず、ひたすら力を惜しまない。人間も驕らず謙虚でいれば、自然に悟れるのか。

 真冬の宇宙に美しい姿を魅せる月。12月10日の皆既月食。

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