枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

食べることの基本

2012年02月20日 | Weblog

 食事の献立もだが、目で見て、指令を出し、美味しいかそうでないかの判断をする。次に食べて味わい、納得する。先日、野菜嫌いの方がいたのだが、水炊きになった。人参、榎、シロ葱、糸蒟蒻、もやし、白菜、大根と野菜のオンパレード。肉も入れる。

 盛り付けをする段階で、どうしようか迷った。残されてもしかたない。でも、少しでも食べてくれたらな。半分以上を諦めていた。ふと見やると、何と皿は空っぽ。あ・人参は残している。でも、よかったあぁ!美味しくないとも、何とも言わないでいる。

 どんな食事も、手抜きはできない。時間も限られているし、材料も安くしなければならない。素材の持ち味を引き出す工夫は大切だが、そればっかりには拘れない。決して料理が上手い訳ではない。然し、どの材料も無駄にはできない。

 それにしても、料理嫌いの自分が、皆に食べてもらう物が、どうにか作れるようになろうとは。全くもって信じられない。誰かの為に、という大義名分ではあるのですが、食べてもらうからには、美味しいと言ってもらいたく、心を込めて作ってはいる。

 お粥も同じで、作るからには一味違わせたい。昨年、お粥を早く、旨く、冷めても美味しく作るコツを、やっていたのを観た。我が家はガスだが、職場は電気。これが微妙に左右する。ちょっとしたことで、味にばらつきが出るのだ。

 以前は、作るにはできるが、何と糊状になってしまう。これは見た目も悪いし、不味いのだ。試行錯誤で何とか加減を見つけた。水は容器の半分までで、米は適宜では硬かったりする。この場合には1升が目安になる。

 生きていくためには、食べねばならず。同じ食べるなら、美味しい物がいい。些細なことかもしれないが、台所はきれいに整理整頓され、命を感謝して作りたい。戴きますにも、ご馳走さまにも、心から祈りたい。

 皆既月食の始まり。月が欠けていく。しかし、きれいだなぁ・・・。

 

コメント
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