枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

夏の風物・・・

2013年07月05日 | Weblog

 明日は、入谷の朝顔市。9日は、浅草の鬼灯市。夏になると、少しでも凉らしい物を求めて、江戸の人達は、市を立てていた様に感心する。昨今は、夏らしさが消えており、風流を愛でる心に出会わなくなった。旧暦を使うことが減ったのもあろうか。

 還暦が近くなると、妙に違和感を感じ、世代のずれを強く想い始めた。この2・3年、旧暦に関心が向き、潮の満干潮や、月の満ち欠けに興味を持った。すると、今までにはわからなかった事が、たちまち明確な形を見せ、すんなりと体に入ってきた。

 これだけ文明が進んできているのに、その実は然程変わらない。見せ掛けだけの世の中でもある。原発と云う便利さの影には、恐ろしく複雑な人間関係があり、ありとあらゆる儲けに繋がっているのだ。働けど働けど我が暮らし楽にならず・・・

 昨夕方、土砂降りであった雨も、朝方には上がっていたが、かといって晴天ではなかった。蒸し暑い一日で、精魂尽き果てた感じもする。勤務もやり方次第で、介助具を上手く使ってすれば、体の負担は軽減する。何と言ってもチームワークです。

 某新聞にもあったが、腰痛予防からも、補助具の活用は切り離せない。それでも、声かけをし、丁寧な対応を心がけていかないと、通じ合うものが欠けていることにもなる。おなじ言葉を言うにせよ、笑顔でしていきたく思う。加えて、自然さが必要だ。

 庭の虫の音に耳を傾けながら、至らなさを反省すること頻り。枇杷葉の爽やかな風が吹き、心を鎮めてくれる。たくさんの実を食べさせてくれてありがとう。父母の墓、祖父母と叔父の墓にも供えて来、銀河にも。天に感謝。ありがたいことである。

 冷房のない暮らしでは、帰宅したら直ぐに窓を開ける。藪蚊が侵入するため、網戸だが涼しい。枇杷湯は、冬には体の芯まで温まり、夏にはさっぱりする。湯上りには、枇杷ローションを塗布する。さらさらになり、肌が艶めく。枇杷葉温圧療法もいい。

 鉢植えの枇杷苗。すくすくと育つので愉しみ。種を植えておくだけで、健やかなる成長をしてくれる。やがて年数が経つと、花が咲く。

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