青空市から、李が入荷したと連絡があり、読みかけの書籍を中途にして行く。赤いピンポン玉の大きさで、500gが¥120と言う。夏の果物で、枇杷と共に愉しみの一つ。我が家の白枇杷も、赤枇杷も最後を戴く。ありがたい。網戸にしている室内を、風がよく通る。
台風が来ているらしい。風はあまり歓迎できないが、雨はほしいところだ。鉈豆が蔓を伸ばしているので、倒れないようにしなくては。夕顔も危ないなぁ。熱中症になってもと、ドクダミ茶を飲むが、昨日に比べれば涼しい。そろそろ水遣りをしなくてはなりません。
今週は飛び石連休でした。平日が休みは人混みが少なく、静かで好い。どうも雑踏に出かけるのは苦手で、家でのらくらしていたい。プランターに植えていたじゃが芋、小さいのが3つはいっていた。たいしたものだと感心し、今晩のおかずにしようと決める。
キリギリス、殿様バッタが折角出た芽を齧り、百日紅の花もない。農薬をかけていないのは、実に旨いのだろう。紫蘇の味もよい。多少は汗も出るが、流れるほどではない。手拭を首にかけつつ拭う。片付が残っているが、間際にならぬと体が動かない。
小さくとも畑にしようか、と庭の隅を見遣る。木枠で囲んで土を入れるか。麦も植えたい。収穫は別として、年金暮らしでは先行きが怪しい。耕せる所があってもいい。今後は、自分の弼口は凌ぎたいもの。青空市はあるが、移動手段を考えてのこと。
水遣りをしていると、あっという間に藪蚊が寄って来る。枇杷葉茶を飲んでいるので、血が濁ってないのがいいのか。掻くと酷いことになるので、ドクダミ茶を飲むしかない。昨夜は蟻んこに齧られた。小さいのだが痛痒い。ダニや蚤にも困ったものだ。
春の宵。朧に霞む月の姿。天地明察を読んでいるが、月の運行には、神秘さが纏う。恒星、惑星、数多の星々。その運行や自然の驚異。