枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

きまぐれ、まぐれ

2013年07月22日 | Weblog

 気温上昇。暑さに閉口しつつ、無意識に体は動く。確かに、勤務は激務かもしれぬが、自分で選んだ仕事である。精一杯の努力を怠る訳にはいかない。況してや、先輩の丁寧な対応を目の当たりにすると、見習うべきことが多い。物言わずしての指導。

 そろそろ、桃の時期でもある。殊の外、愉しみにしてくれている方がおり、そこだけはどうしても送りたいのだ。昨夜から連絡をしているが、中々通じない。夕方、やっと応答あり、要件を伝えてお願いする。産地直送は味が違う。天気により、きまぐれです。

 夕立で、水遣りはしなくてもいい。ほっとしながら、警報が出ていることに仰天する。昨今は、道路がアスファルトになって、水が捌けない。土が吸収して、地下に吸い込まれて行くのではなく、逃げ場がなくなり、押し戻されて溢れる。被害が甚大でびっくり。

 今夜は涼しい。枇杷葉のお蔭で、扇風機も点けることはなく過ごしている。衣類での調節をしているので、汗は出るが我慢できるのだ。ドクダミ茶との繁用で、先ず体調もいい。夏は暑いのだ。しっかり水分を摂り、汗をかき、体を冷やし過ぎないようにしよう。

 冷たい物の摂り過ぎには、却って体調を崩し、倦怠感をもたらす。枇杷葉茶を飲用するまでは、膀胱炎を始め、体がだるくて、やる気がなく、気分が晴れることがなかった。イライラとすることも多く、原因不明の症状が出ていた。仕方なく病院に受診であった。

 薬による副作用もあるのか、些細なことでも気になり、神経を張り詰めていた。これは、本当に良くない。悪循環が更に悪化して、なす術がない。気力も体力も欠けていく。枇杷葉に遇えたことは、真実が視えたことかもしれない。自然からのエネルギーは大きい。

 月日の経つのは早い。加えて、続けていくことの難しさも感じる。自分の体を厭い、嘆いてばかり時には見えなかったものが視え、言葉ではない未知との遭遇がもたらせる体験にも、受け入れられる心ができた。輪廻転生・森羅万象。自然の摂理の偉大さも。

 春の宵には、不思議が隠れる。あちこちに小鬼が潜んでいて、ちょいとした悪戯を仕掛ける。気づかぬ者と気づく者。

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