二十四節気 小寒 陰気深く、寒冷一段と厳しくなるので、小寒と言う。毎年、一月六日頃である。俗に、この日を、寒の入りと言う。大雪の地方もあるようだが、雪の気配さえなく、暖かで穏やかな天気に、地球の異変を感じる。旧暦では、こと納め・針供養。
連休を終えて勤務に行くが、汗ばむ程の陽気に身体がついていかない。換気はむろんだが、暖房を切っておく。頭の回転も怪しい気配に、要注意である。勤務を終えて、帰宅途上図書館に寄る。返却し、予約本を借りる。郷土の歴史も、語る者が減っていく。
帰宅すれば、年賀状が届いていた。尤も、年が明けてから書くので、その返信が届くのは、更に先で、当然これくらいになる。本来は、旧暦で出したいのだが、当選番号が発表されては出し難い。微妙な日数に、いっそ止めようかとも思う。年末・年始は多忙。
リエさん枇杷葉。少しづつ咲いてきている。南側に植えているんだが、北よりの場所でもある。年数はピタリ、9年で咲いた。初めから咲いたのは、南側の長崎茂木だけで、同じ時に移植したのに、花芽は咲けども生らなかったり、枯れて再生したのや様々だ。
枇杷葉の研究にも、思わず熱が入る。殆んど、植えっ放しで、生葉を焼酎に漬けたり、蒟蒻と合わせてみたり、手塩にかけて、というものでもない。でも、この緑の樹が、妙に愛しいのは何故だろう。祖母の姿が重なるからだろうか?其処に佇むと心が癒る。
あちこち出かける必要もなく、我が家の場所が居心地佳い。寒の入りにもなったことで、糠と塩を入れておこう。微生物の活性化を促す働きに感謝する。生塵というか、野菜屑等も年月が風化させていく。自然に任せることには、時間の経過が必要不可欠だ。
銀まくわ瓜。どちらかと言うと、白かな?とも。味は、然したる違いはなかった。品種改良での試みにびっくり。