階段騒ぎ

　我が家は平屋であるのと、枇杷葉をあちこちに植えてなので涼しい。冷房の設定温度を28℃にしているのに加えて、部屋中を開け放してなのに寒い。何故かな？その原因を探れば、もしやおいでなのだろうかとの疑念が湧く。謂え、視えない方々の存在ですが。それともわたくし自体が、急を要するのだろうか。

　麗しのサブリナを観ていたら、足湯に行って好いかとの電話が入る。明日？弁当配達だけだからと答えるが、お八つが無いので買いに行かねばならない。プリンかシュークリームの生クリーム入りだと？わぁ！胸が悪くなりそう・・・若い娘であれば仕方が無いのだわ。桃を持ってくるそうなので梨と交換です。

　Aさんが検査入院なので、旧盆の辺りは立て込んで予定が詰っている。今度は、前回の時とは違う病院。腎臓機能低下の理由と原因を調べるそうで、高齢者への延命としか取れない措置に腹立たしい。年齢的にも無理があるのを承知だから、数値云々今更と思える。従ってその辺りまでは気が抜けないのも事実。

　既に日付は変わっているので、広島への原爆が投下された日だ。人間を、植物を、生き物の全てを一瞬で焼く兵器は消える処か改良されている。海が空が汚染され壊されていくのを、黙ってみているしかないのだろうか。否、そんなことはない。わたくしたち一人づつが、核のない世界を望めばその日は訪れる。

　核実験が行われ、世界中に被爆者は存在していて健康被害は今も残り続いている。そうしてその実験がなされる場所は、住民の意思に反する強硬な判断だ。地球上での回数は2,000回に及んで、その尤もたる先進国はフランスなのだ。自国以外はまるで人間の扱いでなく、被爆しての保証すら皆無に等しい状況。

　手塚治虫氏が鉄腕アトム今昔物語で描いていた。ロボットなら心が無いから、単なる物体であるから実験にしようとする。ロボット法三原則にもとおれば、人類優先であるが尚且つ自分も守らねばならない。アシモフの我はロボットの中にも、狂ったロボットで語られる。殺し合いの武器にしないで、皆命が…

　広島や長崎を訪れていれば好いのではない。心のなかにある大切なものは、神さまが与えてくれた命でしょう？誰にも等しくあり尊いものであるなら、諍いを直ぐに止め話合いをして下さいませんか。地球は誰のものでもありません、生き物が棲む星です。一瞬に消えた命・数時間後に・翌日や1年後でも同じ。

　わたくしは戦争を知りません。ですけれどもその悲惨さは翔けて往ったことがあるのです。熱い暑いあつい・・・燃える・融ける・溶ける身体が。助けての声さえもなく虚空を見つめたままだった。神さま、わたくしはどんな罪を犯したのでしょう。何の咎があったのですか？気がつけば現実に曳き戻されて。