枇杷葉への関心に

　祖母は、民間療法での治療に枇杷葉を使っていた。焼酎に漬けたのもあり、藪には枇杷葉を植えていたのを思い出す。この樹は、両親に許可して貰って伐り花芽茶と茶葉になった。ある方の要望から丹精込め作り持参したが、代金は払えないとで吃驚です。無料で病が治る筈もないのだが、自然からの援けに気づかない儘。

　枇杷葉茶に使う生葉は、長月を過ぎたら採れるが寒中物が好いのは旬だからです。花芽はこれから咲いていき、蜜蜂が飛び結実します。農家さんでは、摘芽をして実の数を3つ程度にしていきます。自家栽培ではそんな手間はせず、自然任せなので鈴生りです。10月下旬から、遅くは春の彼岸にかけて咲くこともありますよ。

　剪定には、毎年伐る枝を決めておいて樹の上の方をします。陽当たりを好みますから、成長も早く巨木になります。日陰や何かの側でなく、地植えにしておくのがいいです。鉢なら移動可能のキャスター付きが好いかな？枇杷葉から出るエネルギーには、想像し難いことが含まれていて生命力と再生力に通じていますから。

　枇杷葉の茶葉や、花芽・種・皮・枝等捨てる箇所は皆無です。特に我が家のは無農薬ですから、実を剥いての皮も活用できます。焼酎に漬けて化粧水に、乾燥させてお茶にできますし糠床にも入れられての効果は変りません。のんこさまは、実際にされて吃驚でした。熱感時には生葉を用い、腰痛等には焼酎に漬けた葉を。

　最近アクセス数が増えていたのも、拙ブログ・過去ログへの関心度で吃驚しています。記載には実戦でのことしか書けませんが、ブロ友さんからの助言も多くあります。其処からの繋がりや広がりに、大いに励まされての今日なのです。フォロー数も、10人にも満たない状態で更新していましたので驚くべきことでした。