長月・霜降・中潮

　二十四節気　霜降　陰気深くなり、露は霜と化して、草木の葉は黄変する意味で、霜降と云う。毎年、十月二十三日頃である。昨夜は、オリオン座流星群を待っていたが曇から雨となった。仕事帰りに流星痕の大きなのを観たこともあるが、今年は不発でした。明けて今朝は、雨だったの？という晴れた空に。

　すばるも寒くないと布団に潜っては来ないで、枕の側で丸くなっている。喉を撫でてやるとご機嫌の様子だが、こちらが眠くなり中断。今は、羽毛布団の小さいので眠っている。寒ければ毛布と煩く、出窓の方に移動する。台所の窓を開けていても暑い陽気に、東向きの枇杷葉の花芽が咲き始めて匂いだした。

　昨日クリスマスローズの鉢を陽当たりに出し、薔薇を移動させてすっきりさせた。枇杷葉も、葉が黄色になっているのは外した。今年は、花芽の数が半端ない。西側のにも鈴生りになっていて、専用とはいえ愉しみとなる。初生りのも増えて来ており、品種は定かではないが淡路田中ならと心待ちでもあるの。

　枇杷葉は、放置状態だと上に伸びていって10m以上に育つ。毎年の剪定が欠かせなく、枝を横に引っ張るのも良い。最初は緩く、紐に絡めておいての作業にします。或いは中の方を伐っておくのも、収穫し易いですよ。千葉県を境にして、北縁り地方では結実は無理です。どんなに冬囲いをしても寒さは苦手。

　枇杷葉のエキスにも、生葉であったり花芽や種等漬けておけます。使用時には充分な注意をされて、いきなりは無謀です。わたくしの書いていることには年季もあり、個人差等での差異が生じて来ます。お茶の飲用量や使用方法での質問にも、体調をお知らせ下さると有難く同じ症状の方はいませんでしょう。