朝には青空が覗いての天気に気を良くしたが、次第に薄日に転じ曇る。蛍袋が咲きだすと、蛍も飛ぶが田植えは準備中だわ。雨神がやって来ても庇の下は風神の留守で潤わない、ペットボトルの水を補給しておく。庭徘徊時に欠かせなく、手抜きはできない。
枇杷の実がそろそろと思い、破れた袋から覗く色を確かめるものの未だ先のようだ。早くても暦での入梅前後とみて、宛名書きの準備だけはしておこう。何方にも同じ数での配送となるが、形や味の確認は無理なのをご承知おきくださいませ。甘いと思うが。
枇杷葉に袋を掛けたり、徘徊時に美味しく甘くなぁ~れと声をかけている。鈴生り状態の為、枝は撓いで折れそうな下がりようです。粒は摘果していないので小さめで面倒かもしれず、枇杷の皮もお茶にできますから水道水では絶対に洗わないでくださいね。
ドクダミ・十薬もですが、カルキ臭がいけませんですので布か紙での拭きですよ。新聞紙の上に広げて、室内で乾燥できますので雨に合わせずです。飲用も天然水か湧き水等、カルキのない水を求めて下さると味が格段に異なります。煮出すのではなく煎じて。
植物には、其々に旬がありますね。枇杷葉茶を夏場に飲むには、それよりも以前に採取した物が必要ですので寒中の作業があるのです。今日聞いて・知って、直ぐには手に入りませんし効能も異なります。新鮮な野菜も、必ず旬で栽培し売るのを心得ましょう。
枇杷葉の実が、日毎に熟れて育っていくのを見ると感無量にもなります。収穫できるまで、丹精込めていても採れない年や行き届かない事態も起きますから。1年・365日と数字では明らかですが、無心にならぬと自然は援けてくれません。心が渉るといいなぁ。