昨夜の月は、薔薇が咲いたように懸かっていた。朧月ではないにも係わらず、奇しくも初夏の彩かと観あげ佇む。気温程々に有難く、夕方北の宙火の鳥翔けてを天変地異予感也。庭の徘徊時には、釣鐘草彩よく咲きしを愉しめる歓。
芍薬、蕾膨らみてに花瓶へ挿す。大輪の華、頭を垂れるさま艶やかさを愛でるうれしさ増す。年毎の様子変化もある中、見事な佇まいとも。水遣りの欠かせない日々に感謝して行えること、心に留め於き努めて更なる想いを祈れる為り。
足湯に来たいとの連絡あるは、午前中は約束も有午後からとしてもらう。すばるの居場所、朝の陽射し浴びその後は涼しきに移動。気温の変化を、実によく知ってと感心する。風の通りを周知なのは、狭き住まいに欠かせずと再認識とも。
水遣りは、気温に左右されると鉢へ補給しておく。曇りと油断は禁物、見回りは必須。南天の花が咲きそうに、ポリゴナムも種発芽は愉しめ。日々の用事は自分都合だが、自然からの恩恵と耳を清ませてを心掛ける。生かされを想い過す。
ブルーベリーの実が鈴生り、木も大きくなってが収穫待ち遠しい。桑は赤いのがまばらには、剪定をした所以。ジャムも充分な分量と、熟れるを数える。物事与えらえるを歓び憂い無く。