先日、或る公民館で、私が所属する映画の会「シネ恋」と公民館の共催で、映画会を開催しました。
題名は、1957年制作の「喜びも悲しみも幾年月」で若き日の佐田啓二(中井貴一の父)愛称でこちゃんこと高峰秀子主演、木下恵介監督作品でした。
映写は私たちクラブ員が担当、映画解説は私の担当と言うことで始まりました。
16ミリ映写機の映写音がたまらなく懐かしく、この音が聞きたくて映写会を開くといっても良いくらいです。
来場者の中にもこの音が魅力で見に来ましたと言う方もいました。
映画は新婚早々の夫婦が観音崎灯台に赴任するところから始まり、二人の子どもの成長から長男の夭逝、娘の結婚と、私たちの人生とも重なるようなその喜びと悲しみ、それを乗り越えて行く夫婦愛に感動させられました。
2時間30分の大作でしたが時間の長さを全く感じさせない名作でした。