昨日に続いて「ヘメロカリス」の撮影について考えて見ます。今日は雄しべを中心ににしてフレーミングをしました。
花を横から見て、雄しべにピントを合わせ、雄しべを引き立たせるために、絞りを開きバックの花弁をぼかしました。花のプロフィールといったところでしょうか。
同じようなフレーミングですが、横位置にして雄しべが花弁の外側に来るようにしたものです。絞りは開放で前後の花弁をぼかしました。
お気付きでしょうが花弁の色が違いますね。どうしてか私にも分かりません。バックのブルーが影響しているのか、色温度が違ったのかもしれませんね。この辺がデジタルのシビアというかあいまいな所だと思います。
正面から雄しべを中心に、雄しべがやや湾曲している所を捕らえて、画面に視覚的動感を与えるようなフレーミングをしました。
雄しべを中心にフレーミングをする場合、そのバックになるものをどのように選択、処理するかによって、様々な表現が可能になると思います。
キャノンEOS KieeデジタルN 90ミリマクロ F2.8 ISO200
絞優先 F2.8~3.5 1/250~125秒 WB オート 露出補正 -0.7