都庁の遠景です。例によって建物が内側に倒れこんでいますが、ほぼ全景が捉えられています。一般的なコンデジで、このように撮影しようとしても先ず不可能でしょう。よほど遠くに離れて撮影ということになると思いますが、仮に撮影できたとしても手前のビルなどの障害物が写り込み、このような全景写真は難しいと思います。
同じ場所で縦位置の撮影です。手前の街路灯を取り込み、空の空間を埋めています。縦位置は倒れこみが極端に見えますが、それなりにダイナミックな感じがしますね。作品的には、街路灯の根元あたりからカットした方がより安定感のある写真になると思います。
ニコンD70 AF VR-ニッコール 80~400ミリ(35ミリ換算120~600ミリ)
F4.5~5.6 ISO100 F11 1/125秒
話は変わりますが、昨夜の満月の写真です。デジイチに600ミリ望遠レンズを付けて撮影したもので、トリミング無しの写ったままの写真です。黒バックで写真の枠が見えませんが上の写真と同じくらいです。
600ミリにしてこの程度の大きさにしか写りません。コンデジの一般的な望遠80~120ミリ位ではこんなに大きく写すことは出来ません。
広角レンズは広い範囲を、望遠レンズは遠くのものを引き付けて大きく写すことが出来る、それが本来の役目です。時と場合によってレンズを交換し、自分なりのイメージに合った作品を作りたいものですね。
リコーGX200 5.1~15.3ミリ F2.5~4.4 ISO64 F3.5 シャッターオート
露出補正 +1.0