昨日に続いて造形的な撮影と仕上げについて、考えて見たいと思います。
写真は、蓮の葉を主題としています。この写真全体を見てもフレーミング的にみても或る程度のまとまりを見せていて、これなりにまとまった写真だと思います。
この写真は蓮の葉のアップです。これは実際は上の写真のようにまともな蓮の葉の写真でした。
これを自分なりのイメージで造形的な写真に仕立てたものです。これは従来の銀塩写真の世界ではなかなか表現できるものではありませんが、デジタルの世界では可能なのです。
パソコンに取り込んだ写真を、写真編集ソフトを使って加工したものです。(銀塩写真でもパソコンに取り込み、加工すれば出来ます)
葉を除いたバックの部分を消去して黒い色に塗りつぶしたものです。これは銀塩写真愛好家にとっては邪道であると決め付けられそうですが、デジタルならではの新しい表現方法だと思っています。
実際にやってみると思はぬ効果が出たりして面白いものです。
写真表現の方法としては邪道かもしれませんが、こんなお遊び的表現もたのしいものです。
写真に白線が無く、バックの黒と重なり写真の境が分らなくなっています。ごめんなさい。
長々と古代蓮の里について見ていただき有難うございました。或る場所に撮影に出かけた場合に、主題になるテーマだけを追いかけるのではなく、そのほかにもいろいろと面白い被写体があり、それらにも目を向けてもらいたいと言いたかったので、時期はずれの話が長引いてしまいました。有難うございました。
ニコンD200 AS-Fニッコールズーム 18^200ミリ F3.5~5.6 ISO100
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