キャノンG10 28ミリ相当 ISO100
国分寺公園にやってきた頃には、西の空に青空が少し見えてきました。しかし公園はまだ曇天のままです。
桜の向こうにマンションのビル群が見えます。桜が咲いてる!とこんな写真を撮影するのが普通だと思いますが、花の様子が良く分かりませんね。
キャノンG10 100ミリ相当 ISO100
そこで、レンズを望遠側の100ミリにセット、花をやや大きく取り入れて写しました。
桜の花が比較的大きく表現され、望遠効果によってバックのビルも接近してきました。桜の花は勿論ですが、花とバックのビルとの間に距離感とか空気感と言ったものが出たのではないかと思います。
キャノンG10 チューリップマーク ISO100
花をマクロでアップにして見ました。桜の花が主役です。ビル群は遠くにかすみ、花が強調されています。
同じ場所でもレンズの焦点距離を変えたり、ポジションを替えたりアングルを変えるなどすると色々と変化に富んだ写真表現が出来ます。
一箇所一枚でなく、出来るだけ多く条件を変えて撮影してみると思はぬ作品が出来るのではないでしょうか。