遂に首都圏の水道水に摂取制限(乳幼児)
予期していた首都圏の放射能汚染、遂に金町浄水場から放射性物質が検出された。
乳幼児は摂取しないように注意との警報が出た。
福島原発からの放射性物質が風又は雨によって首都圏に到達するのではないかと、予測はしていたが、遂にと言った感じである。
放射性物質は極めて微量な為、摂取しても直ちに身体に影響が出るものではない、と言うが不安なことには変わりない。
これでまた店頭からペットボトルの飲料水が姿を消す事態となることは間違いない。大人の摂取にはあまり問題ないと言う事なので、乳幼児のいない家庭はペットボトル飲料水の買い溜めはやめてもらいたいものだ。
各テレビ局で有識者なる人を招き、放射能(ベクレル)と放射線(シーベル)の違いを説明している。
昨日の話、今回汚染された都の水道水から検出された放射性ヨウ素190ベクレルについての安全性について。
その一例
A氏、 B氏、 飲んでも差し支えはないが、出来れば飲まない方が良い。但し他に無害な水がなければ水道水を飲んでも差し支えない・・・・・・
汚染された水道水を使うに当たって、その水を煮沸したらどうなるか?
A氏 煮沸しても放射性物質は変化しない。
B氏 煮沸すると放射性物質が凝縮されるので煮沸はしない方が良い。
両者の意見が微妙に違う。
お米を研ぐのはどうか?
A氏、B氏 お米を研ぐのはかまわない。
ここまでは両者同じ意見、但し研いだ米を炊く時には同じ水で炊いてよいのか?と言うことについては、質問も出なかったが、回答もなかった。 炊くときは無害な水で炊くのか、そのまま同じ水で炊いても良いのか、肝心な所の解説がない。常識で判断せよと言う所か。
言いたいのは、有識者なる人物を多数引っ張りだして意見を求めるのは結構だが、大まかな所の意見は概ね一致しているが、細部に亘ると微妙に意見が違うのが困る。
これら有識者の意見は貴重ではあるが、一方視聴者としては混乱を来たす場合も考えられる。情報は無いと困るが、有り過ぎても混乱を招くことがある。マスコミ関係にはその点を留意して欲しいと思う。