再びクリスマスローズ
リコーデジタル G3 F1.9 マクロ
再びクリスマスローズに挑戦。奥に赤いクリスマスローズを入れながら手前の白い花を強調してみた。絞り値F1.9の開放でも、被写体より少し離れるとボケは少なくなる。この辺がコンデジの悲しい所。
リコーデジタル G3 F1.9 マクロ
このように接近すればバックのボケは大きくなる。一般風景の撮影ともなれば、開放値でもバックをぼかすことは難しくなる。この辺がコンデジの限界と言える。
最近デジイチでも標準のズームレンズではボケを利用した作品作りは難しく、単体レンズのF値が明るいF1.8位のレンズが人気が出ているようだ。
単体レンズは、ズームレンズを使い慣れた人には使い方が難しく感じると思う。画角が固定されてしまうため、フレーミングが難しい。
私の愛機リコーデジタルG3は焦点距離28ミリの固定焦点である。フレーミングは自分の身体を動かして決める。
ズームレンズでは、レンズをズーミングすることでフレーミングを決めることが出きると言う利便性がある。従って自分の身体を動かさずにフレーミングが出来る。このことから本来写真撮影は身体を使うものと言うことがおろそかになり、ものぐさになってしまう。
固定焦点レンズは、写真撮影の原点だと思っている。固定焦点レンズを使いこなす事で、撮影技術の向上がもたらされ、美しい写真を作ると言う真の写真の醍醐味を味わうことが出来ると思う。