前ボケと後ボケ
ソニー α NEX-5N マクロニッコール 50ミリ F2,8
ボケの作り方には、主題となる被写体の前をぼかす前ボケ、後ろをぼかす後ボケがある。
写真は前ボケと後ボケの例。写真としては面白くないが参考にはなる。黄色い前の部分が前ボケ、赤とグリーンの部分が後ボケだ。前ボケを作るためにはぼかす被写体に極端に接近することがポイント。望遠系のレンズの方が作りやすい。後ボケは逆に主題の被写体より出来るだけ離れたものが良い。
ソニー α NEX-5N マクロニッコール 50ミリ F2.8
上の写真より距離を置き、主題になる赤い実をやや小さく取りこんでみた。同じF2.8の絞りだが被写体と離れることで、被写界深度が深くなるために、後ボケがやや少なくなっている。
前ボケの部分はやや広すぎた。もう少し少なく半分くらいにすると良かった。このようにボケ具合は、絞りの関係だけでなく、距離の関係もあり、レンズの焦点距離の関係もある。マクロ撮影は一般撮影の集大成のような感じだ。
ソニー α NEX-5N マクロニッコール 50ミリ F2.8
赤い実を主題に後ボケを利用、主題になる赤い実を浮き立たせ、ファンタジックな雰囲気を出してて見た。赤い実の黒い点が顔の眼のように見えて可愛らしい。