なまはげ
暮れの大掃除の時に引き出しの奥から出てきた交通手形。男鹿の「なまはげ」
通行手形と云えば徳川時代に国内を歩くには各国の発行する通行手形なるものが無いと国境の関所を通ることが出来なかった。
その手形の名残と云うか、観光地に行くと土産物売り場には必ずと云って良いほど将棋の駒のような形の通行手形なるものが売られていた。
私はその手形を集めるのが面白く、旅行のたびに買い求めた手形が大きな段ボール箱にぎっちりつめたものが2箱あり、手形の数は三百個くらいはあるかも知れない。
日本各地によって形、大きさ、飾りつけ等が違うのが面白い。
特にこの写真の男鹿半島の「なまはげ」の手形が素晴らしい。
鬼の面の彫刻が手形に張り付けてあり、装飾品としても観賞価値がある。
大事にしまっておいたのをすっかり忘れていた。
最近は旅行先であまり交通手形を売っているのを見たことが無い。
今の人たちには興味が無いのだろうか。