7回目の年男
手創りのヒツジ
今年は7回目の年男だ。
昭和の初めに生まれ、満州事変、日支事変そして太平洋戦争と、戦争に明け暮れた少年時代、戦後の青年時代と、激動の時代を過ごしてきた。
少年時代には楽しい思い出が結構あったのは戦争がどんなものかを知らなかったからかも知れない。
昭和19年頃から戦争の怖さ惨めさを知るようになってからは楽しい思い出は全くなくなり、辛い思い出ばかりが残った。
戦後の青年時代は食料の確保に父親と共に駆けずり回る日々が続いた。
昭和28年、苦しい写真家の修行を終え、ようやく家計を助けることが出来るようになった。
昭和39年東京オリンピック開催時には、カメラマンとして競技の取材に当った。
以来写真家としての道ただ一筋歩いてきた。
ただ一つの道を現在まで歩き続けてこられたことは本当に幸せな人生だったと思う。
75歳から始めたブログ、毎日更新を目標に続けてきた。
2月で満8年がたち、9年目に入る。
アップした写真は11,000枚に達した。
良きにつけ悪しきにつけ写真に興味をを持つ人の参考になればと続けて行きたい。