丸二商店・大和屋本店
商店街に入った。
村上精華堂と云う商店があったが、何となく興味が無く、そこはパスした。
近くに丸二商店(荒物屋)があった。
この丸二商店は、昭和の初めに現在の千代田区神田神保町に建てられた店舗併用住宅だった。
丸二商店は結構大きな建物だ。
荒物屋と云う事で中に入って見る。
木製の踏み台、おひつ、ざる、塵取り等、竹や木製品が置かれている。
反対側には、やかん、なべ、釜、等が所狭しと並べられていた。
皆、昭和の匂いがする物ばかりだ。
向かいには、大和屋本店がある。
3階建てだ。大和屋本店の屋号と鰹節の文字が見える。
大和屋本店の入り口右には、たばこを売るコーナーと云うか独立した売り場がある。
このたばこ売り場は、現在でも所々で見る事が出来る。
中に入ると色々な商品が並べられている。
海産物が並んでいる、スルメ、日高昆布、煮干し等が置かれ、奥には海苔、鰹節が並べられている。
天井からは欅の分厚い板が下げられ、目録と書いてある。
そこには、勝男節、寿留女などの文字が読める。
店の一番奥には、レジスターと立派な金庫が置かれている。
今でも時々見かける乾物屋に似た雰囲気だ。
しかし、今どきは店先に金庫が置かれている情景はあまり見る事が無い。時代と共に変化する店構えが面白い。