閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

江戸東京たてもの園 6

2018-03-17 09:29:05 | 公園

古民家の中

入り口に、本日は囲炉裏に火が入っていますと云う案内板が立っていた。

これは珍しいと、期待しながら中に入る。

中に入ると土間にこんな竈があった。

土間に接する板の間に、囲炉裏が切って有り、火が入っていて自在鉤に鉄瓶が掛けられていた。

案内人方が火の管理をしていた。

部屋の上部には神棚があり、榊とだるまが置かれ、しめ縄も掛かっていた。

奥座敷?奥の部屋には床の間がある。

農家らしいが、なかなか立派な造りだ。

すぐ隣に別の古民家がある。

そこも訪ねた。

正面玄関が前の古民家とは違い、瓦葺きの出張った建物がしつらえてある。

武家屋敷の玄関に似ている。

この玄関上には鶴らしき彫り物が取り付けられていた。

中に入ると、写真のような箱膳が置かれていた。

これは懐かしいものだった。

子供の頃(3~4歳)この箱膳で食事をしていた。

父は唐木細工の指物師だったが、この頃(昭和9年~10年)は輸入品の、紫檀・黒檀等の木材の輸入がストップ、指物師を続ける事が出来なくなり、東京の軍需工場に勤めだした頃だ。

そんな頃に我が家ではまだ箱膳を使っていた。

案内人の方と暫く思い出話に花が咲いた。

コメント
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