身近な所で花を撮る
最近初夏を飛び越えて盛夏になったような日が続く。
暑くなると外出は体力的に難しくなる。
幸いと云うかコロナ騒ぎで外出自粛を実践しているため、まだ外出は殆どしない。
したがって写材として身近な花の写真を撮る事が多くなる。
同じ花が何度も登場するが、それなりに撮影方法を変えているつもりだが・・・・
庭の片隅に花菖蒲が咲いた。
撮り難い所に咲いたため、切り花にして室内で撮影。
昼間、窓際の襖をバックに撮影。
先日、娘がくれた「ホタルブクロ」。
夜、真上からの蛍光灯の灯りのみで撮影。
バックはなるべく暗い所を選ぶ。
青紫の花の綺麗だったが花の付き具合が良くなく、ごたついた写真になってしまった。
一輪だけのアップ。
雌蕊にピントを合わせる。
撮影装置のない室内での撮影は結構難しい。
バックの選択やライトと花の位置関係等が自由に出来ない。
花殆どが天井から下がった灯り一灯のみの照明のため、立体感とか奥行き感等が出しにくい。
夕方、ご近所さんの紫陽花「墨田の花火」を写す。
6時頃の日没時だ。
同じ所に咲く、「柏葉アジサイ」
同じくアップ。
この時間帯を選んだのは、昼間は花のバックが明るく煩く、花を綺麗に描写出来ないために夕暮れ時を選び、白い花に露出を合わせる事で、バックを暗く落とし、花を浮き上がらせる意図からだ。
自然な場所に咲く花の撮影はよほど条件が良くない限り、フレーミング、バック、ライティングが決まった写真を撮る事は難しい。