水滴の色々
昨年の秋の話。
庭の植物達が冬支度に入る晩秋の時期のある日。
夜、雨が降った。
翌朝、紅葉し始めたカラフルなトサミズキの葉に水滴がびっしりとついていた。
垂直に近い葉にびっしりと水滴が付いていた。
カラフルな葉の色を反映して水滴もまた美しく輝いていた。
大小様々な水滴。
その形は真ん丸な物、楕円の物など様々だ。
オリンパスOM-D E-M5 MarkⅢにズイコーマクロ60ミリ(35ミリ換算120ミリ)レンズ装着で撮影。
すべて手持ち撮影だ。
このカメラは上下左右は勿論の事、360度円周方向にもカメラぶれを防ぐ装置が内蔵されている。
手持ち撮影でもカメラぶれは殆ど無い位に効果的だ。
水滴一つ一つに色々な風景が反映している。
このような付き方をしている水滴だが良く落ちないものだと感心する。
球体の中に周囲の風景が写っている。
レンズとの距離は2~3センチ。
一寸でも水滴に触れると水滴は落ちてしまうので、慎重にカメラを寄せる。
水滴専門に撮影する写真家がいて、人工的に水滴やバックを作り、芸術的作品を作っているが、老骨にはそのような難しい事は出来ない。
自然のままを撮影し何とか水滴の面白さを見つけたいと思っている。
今回の水滴の写真は水滴の美しさを見るために大きめにしてアップしている。