蔵町通り
蔵造りの商店は江戸時代から連綿と続いている老舗が殆どだ。
この商店もその一つ、刃物専門店だ。
この店のウインドウは以前何度か訪れた時と全く変わっていない。
この頑固さが伝統を守ると云う姿勢の表れではないかと思う。
ウインドウの中の刃物は見るからに鋭利な感じで、何処か不気味な感じを
受けるのは私だけだろうか
とある路地を入ったところに、矢張り風車を窓辺に下げた店があった。
反対側から見た所。
店の前の立て看板には「うんどん」とあり、下に「うどん」と書いてある。
その脇にはコーヒー、抹茶と書いてある。
本業はうどん屋さんらしい。
うどんの事を「うんどん」と云うのには何かいわれがあるのだろう。
店の前には何か分からないが石像が立っている。
その周囲には木製のテーブルと長椅子が置かれており、ここで食事等が
出来るのだろ。
表通りの騒音も聞こえず静かな雰囲気でゆっくりと食事を楽しむことが出来そうだ。
再び蔵町通りに出る。
炭と書いた案内の下には炭つまり木炭から作ったと云う色々なキャラクターが置かれている店舗があった。
本当に木炭から作ったのだろうかと、半信半疑でしばらく眺めていた。
蒟蒻石鹸とか木炭芸術とか不思議な店があるのが蔵町には似合わない
面白さがある。
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