アブラゼミの抜け殻
この穴は何?我が家の庭にはこのような穴が夏になると彼方此方で見られるようになる。
蝉が地表に出た時に残した穴だ。
庭の樹木には至る所にセミの抜け殻を見る事が出来る。
地表に近く1メートル位から、どうしてそこまで登らなければいけないのかと思うほど高い所、3メートル以上の所や、どうやってそこまで行くのかと不思議に思うような所に抜け殻が残っている。
地上2メートル位のモミジの葉の先端に付いている。
モミジにに抜けガらが残るのは珍しい。
彼らは木を選ぶ?のだろうか。
これは地上からこの柿木の葉の先端の抜け殻までは、どう見ても延べ5メートル以上はある。
この柿の木の葉に付いている抜け殻の数は6個。
地上から延べ距離は7~8メートルになるだろうか。
こちらには4個、同じ柿の木だ。
一本の柿の木に、目視出来ただけでも20個はあった。
これらの高さの葉の先端まで、何時間かけてたどり着くのだろうか。
庭の木だけではない、時にはブロック塀に付いていることもある。
地中で7~8年生活し、いざ地上に出てと思ったときに、地表にコンクリートが張られているような場合はどうするのだろうか。
地中を延々と歩き、土の地表を探すのだろうか、或いは力尽きて死んでしまうのだろうか。
やっと地表に出られた時が夜ではなく真昼だったらどうするのだろうか。
蝉の抜け殻を見るたびに自分がもしセミだったら?とセミの生き様を考えてしまう。
我が家近所も新興住宅が林立し、地表はコンクリートで覆われつくしている。
蝉たちは生き残れるのだろうかと、つい心配になる。
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