山中湖の富士
忍野村からの富士の撮影を終えると山中湖に出る。
現在の開けた湖の周辺と違って、当時はまだひなびた風景を随所に見る事が出来た。
冬の山中湖、周遊道路から見た富士。
この辺りの風景は現在とさほど変わっていない。
古木を主題に遠景に富士を入れる。(夏)
現在は湖周辺に柵が設けられ、湖畔に出る事が出来ないが1980年代にはまだ湖畔に出る事が出来た。(夏)
湖畔にはススキが生い茂り、貸しボートだと思われるボートが天日干し?されている。
晩秋の一コマ。
これは明らかに個人の所有するヨットと思われる。
夏のシーズンが終わり、ヨットを所有する別荘の主が陸に引き上げたものだろう。
晩秋の富士。
赤外線フイルムを使って撮影。
赤外線フイルムは赤い色の物を白く表現し、コントラストの強い表現をする。
この写真はモミジの紅葉が白く表現されている。
ススキの原から見た富士。
赤外線写真は殆どの色が白と黒とに集約され、ハイコントラストな表現をしてくれる。
ハイコントラストではあるが細かいデテールは適度に表現されている。
忍野村の畑を通して見た富士。
赤外によってハイコントラストでシャープな感じの写真に仕上がっている。
これらの風景は現在では殆ど見る事が出来ないと思う。
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