マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

ああ、浅草の食堂飲み

2019-03-25 00:58:49 | 東京


   生パン粉なのかサックリと揚がった出色のアジフライ    

 

     

    

   これが必食なのは浅草「水口食堂」

   洋食のヨシカミの北並びにある   

 

     



   ここのおっかさんがいい、やはり地元で愛される店

   六区の芸人たちもやってくる

   どれも飯のおかずによし、酒によし。 そうこなくっちゃ 



  




   オレぁ、ポテトサラダ研究家だっつうの、自称だけど

   このトロトロ加減はなかなか他ではないよ




    



   一緒に来たのは、先輩ミュージシャンたち

   ダレだい、こんなの頼んだのは。 カレイの煮付けかな


    



   これが水口の看板メニュー、「いり豚」



    



    ケチャップ味のようだが、シャキシャキ玉ネギの豚肉炒めて、

    特製ソースをからめて出来あがり  

    見た目と違って、ほんのりカレー風味


    



    なんかの練りもの

    上方の方ぢゃ、こういうのはすべて天ぷらってよぶ


    これはなんだったっけな。まぐろのなにか…か

    アタシがたのんだんぢゃないよッ! 責任持って喰えよ~



    

 

 
    よせばいいのに、シメにナポリタン

    ケチャップがよくからんでて、旨いのなんの! く~~っ・・・


 

      



    また浅草でみちくさ喰う店が一軒増えたり


   

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白髭橋から泪橋、北浅草へ歩く!

2019-03-05 02:57:49 | 東京

向島百花園から白髭橋へ出て隅田川を渡って、清川抜けて泪橋。

これを南に折れて今戸に花川戸。今戸は今戸焼きなんて泥人形で有名。

靴草履で知られた花川戸は、侠客の幡随院長兵衛がいたところ。

長く東京に住んだが、この辺はまったく来たことが無いのが情けない。






 待乳山聖天なんて、始めてきた。 左端に大層なケーブルカーみたいなのがある。

 浅草へ向かおうとしているが、この北っ側から攻めるコースはいいね。

 のんびりするわ。


 てなことで吉原あたりにゃ、目もくれず。

 浅草寺裏あたりの甘味で休憩。

 歩き疲れた。



 



 まだ親爺さんが客前に立つ。

 有名になっても地元の匂いを失わないのは見識である。

 ここはやっぱり、池波正太郎も書いた甘味、豆かんと行きたい。



       



 こんな漆黒の赤えんどう、見たことが無い。

 処理の仕方に秘密があるんだろう。

 まさか秘密を聞き出そうなんて思いませんが、そうして水を向けると、

 親爺さん、まんざらでもなさそう。


 
   



 浅草はホッピー通り。

 恐れ入った。昔はこの辺で明るいうちから飲んでるのは、場外馬券場で馬券はずしたヤツとか、

 売れない芸人とか、いたんだオッサンとか。それがどうだ。

 行く店は決めてんだ、こちとらぁ。



 



 煮込みの鍋を店前に出してグツグツやってたもんだが、今やビニシーの店で拡張。

 客が多くて店が手狭になったのか。ご繁盛結構なこって。



   



 競馬中継が流れている。

 この落魄した感じ、なかなかいいね。



   


  
  昔々、ここ「正ちゃん」の煮込みを喰って、大阪の番組に紹介したことがある。

  その頃、この辺はほんとアウトローの街で、殺伐とした感じがまたよかった。



   

   

  塩らっきょう。 甘酢なんだが甘くない。 この素っ気なさがなんかいい。

  これは関西には無い。



    

   

 テレビは競馬中継を流しっぱなし。

 正しい浅草の一杯飲み屋の選択だな。


 

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墨東向島あたりをひたひたと・・・

2019-02-21 18:20:37 | 東京

 

   京成曳舟という駅で降りて歩いてみた。

  縁もゆかりもない街だけに、右も左も・・・

  ただ、大阪西成にも曳舟という地名があって、

  祖父がそこで箱ずしの職人なんぞをしていたと聞いている。それだけの関係。


  駅から5分も歩いて京島という辺り、キラキラ橘商店街という通りに出た。

  いいではないか。



     



  この辺に下宿していたら、あちこちの商店に立ち寄っていただろう。

  そうして、ここらで静かに人生を送っていたかなぁ、などと思う。

  玉の井なんて、どの辺にあったのかなあ。


  で、昔、一度だけやってきたことがある、向島百花園。 

 

  



  野草、春&秋の七草などが自然に近い形で植わっている。

  なんせ文化文政の頃、粋人が旧旗本屋敷を買って庭にしたとか。

  詳しくなどないけど、俳諧の句があちこちにちりばめられている。



  



  池水回遊式庭園っつうのかな。

  天気よく、うららかな午後である。

  東京には空が無いというが・・・あるぢゃないか。



     




  歩いて隅田川をめざそう。



  



  この感じ、町場じゃもう見られなくなった。

  うまいかどうかは知る由もない。

  白髭橋を渡る。 



    



  東京だぜ、おっかさん・・・!

 

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立石のもつ焼きで梅割り、ク~ッ・・・

2019-02-16 18:26:30 | 東京

 

  茫日、日暮里から京成線で青砥で京成押上線に乗り換え、立石へ。

  京成線もほぼ初めてなら、立石も初めて。



   

 

   間違っても下町なんてもんぢゃないね。

  場末、在というとこだろう。千葉の手前の葛飾だもの。

  近年、ここが酒飲み天国となっているそうで。

  上方の飲み助としては、知らぬ訳にも行かず、無理してノコノコやってきた。



   


 
  ひゃあ~!土曜午前、11時になったとこなのに、もう行列が出来ていた・・・

  というか、行列があったから店が分かった。

  こんなくずし文字読めねぇやい。「宇ち多”」、小洒落たもんだ。



  



  30人ほどもいたか、相当待たされそうだが、ここまで来て諦める訳にゃいかない。

  けど絶望には及ばない。意外に回転が速そうなのだ。

  ネットではさまざまな掟があるように書かれ、ビビらされるけど、

  田舎者はすぐそんなこと言いたがる。バカバカしい。

  ふつうに酒場の常識さえ知っていて、混み合う店をシェアする気持ちさえあれば

  なんにも恐れることなどない。



    

 
   ビールから梅割りへ。

  宝焼酎を満たし、そこへ甘い梅エキスをチョロリと入れたもの。

   店員のおっさんたちは愛想は良くないが、分からない一見にだって差別しない。



    

  
  
  ナンコツ塩をクッと歯でしごきながら、梅割りをクイッ… こたえられんな、しかし。

  これだな、この男っぽいハードボイルドな酒場こそ、東京という街に似つかわしい。

  間違っても女性社会である関西にはない。 



    



  タン生(といえど茹でてある)、お酢多め。

  自分の歯茎を喰ってるような歯触り。 

  一人には少々持て余すサイズ感。 東京にあって安いのも人気の大要因。



    


  
  シロのよく焼き。 タレうまし!

   しっかりと食べでがある

  で、使い込まれた店内にうれしくなってくる。

  べらべらと喋っている客がいないが、みなにこやかである。



    


  
  さて、梅からブドウ割りに。

   煮込み。誰がいったか東京5大とか3大煮込みのひとつ。

   この汁気のない煮込みは初めてかもしれん。


    

 

  一皿にいろんな食感があって、楽しいことまちがいなし。

  常連の中には、白いの赤いのばかりという頼み方もするそうだが。 



    

 

  「宇ち多”」を出た連中が、向いの「栄寿司」の行列に並んでる。


  ここらの奴の胃袋はどうなってんだ。 一人客ではそうはいかない。

 

  



   駅前すぐから商店街が伸びていて、こんな対面の魚屋さんが健在。

  のんびりした在の風情があるんだよなぁ。 



    



   腹ごなしに歩かなけりゃなあ~。 

  再び、京成で荒川越えて。

  八広から歩いて、向島の方へ行ってみっかな。

  気が付いたら東京弁になってやがら・・・この大阪人めが!


    



  東京ぢゃないね、この景色は。

  いいや、こっちが東京の元々の姿なのかもしれないぞ。

 

  

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東京日暮里、駄そばもいいんだわ

2019-02-16 02:22:39 | 東京


 蕎麦好きだが、駄そばってのもあるでしょう。

 駄そばには駄そばの世界があって、デイリーに使える気安さ、手ごろ感がよろしいようで。

 お友だちに、連れてってもらったのは西日暮里の立ち食いそば。



  



 こっち側は荒川区になるんだ。

 午前中から次々に客がやってくる。



 


  
   天ぷらが得意なようで、買って行くお客もいるみたい。

  ねぎの箱がズラッと並んでいた。



     

 

 ジャンボいかゲソ天そば、ショーガ天¥100 をプラス。

 種ばっかりの唐辛子をひとすくい。

 

    


 
 友人はJKB 何の略かって…? 

 じゃんぼかきあげB   Aってあるのかな。



     



  天ぷらが熱いだしに煮崩れていくあたりが、妙味でありますね。 



    


 

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