マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

阿倍野でノスタルジー洋食

2020-01-06 13:54:53 | 大阪 天王寺
のっけから、なんでございますが、阿倍野斎場。
うちの両親が一隅の共同墓にて眠っている。
というか、霊魂はこんなとこに居る訳はないので、
生き残った者たちの為に居てくれている体をとっている。
 
  

ここには、こんな有名人の墓もある。 明治維新、大阪の恩人である。

   

東の渋沢栄一、西の五代友厚と並び称され、薩摩人だが関西に
関わり深く、外務官僚から、大阪の殖産の為に私利私欲なく、
生涯をささげた人物といわれる。

   


ハルカスの上から旧住友邸の庭園 慶沢園を見はるかす。
右手を奥(北)へ延びるのが谷町筋。
ここが大阪の背骨、上町台地ということになる。
大昔はここだけが陸地、あと東西はみな海だった。

ハルカスの前にはあべのキューズモールが出来、
天王寺あべの界隈はガラッと変わった。
アポロ裏に飛田へと続く旭町通りという、いなたい(大阪弁)商店街があり、
そのさらに路地に合った洋食屋がキューズモール内に健在。
石炭ストーブなんか使い、子羊の脳漿フライなんか出す店だった。

  

 その名を「グリル マルヨシ」。雰囲気はずいぶんと洒落たことに。

  

 ビールでのどを清めて

  

 やっぱり、スープからいただきたい。

  

 メキシカンサラダ。 大体昔から続く洋食屋には野菜サラダなんて
 無く、あってもこの手のサラダ、缶詰のアスパラガスだけだったりした。
 (個人の感想です)

 ここの看板メニュー、昔から続くロールキャベツ。

  

 ドミグラスソースとカレーソースが合いがけになっている。
 ここにキャベツの水分、肉汁などが混じり合い、カオスとなるうまさ。

  


 ビーフシチュー。付け合わせのガルニも手を抜いていない。
 白パスタがついてるのもうれしい。
 肉が無くなった後、ごはんをからめて、ソースを残さない。
 残したくない。 まぁ自分で作ってみたらどれだけ大変か。
 初めて連れて行った兄貴たち、旨い旨いとご満悦。
 きっと、また行く顔してたな、ありゃあ。

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